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フジロック2014 1日目 このアーティストや出演者に注目してますよメモ

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 そんなわけでフジロック2014が近づいてまいりました。今年も少ない知識を総動員して私が個人的に見たいと思っているアーティストのメモです。

 私はグリーンステージやレッドマーキー、ホワイトステージの3つくらいがあれば事足りるくらいのゆるい音楽ファンですので、誰かの参考になったりはいっさいしない、ありふれたリストになっております。

 特に今年は音楽アルバムなどの購入量がめっきり減ったため実のところほとんどよくわからんことになっているので、おそらく後半はカフェ・ド・パリに入り浸ったりするのではないでしょうか。

 みなさんにとって目玉になるアーティストはなんですか?私にとってはやはり1日目の電気グルーヴと2日目のアーケイド・ファイアでしょうか。

 もちろん前夜祭とか何それ食えるの、塩味?マヨネーズ味?味噌味?というくらいに木曜日は未知の領域でもちろん到着は金曜日。リストバンド交換なども当然のごとく当日行います。よって早く苗場についたとしても14時とかが関の山です。辻仁成?ご冗談を(時間的に)ってな感じでこのリストを作ってます。

 さあ支離滅裂で微妙なアーティスト紹介のはじまりはじまり、です。

 

1.Wild Beasts(ワイルド・ビースツ)

 まず最初に取り上げるのはワイルド・ビースツ。UK出身の不思議なアーティスト。

 4人組のむさいおっさん(失礼!)が作り出すサウンドとしては果てしなく妖しく、美しい。悩ましく不思議な艶やかさを醸し出して高音で歌っているのがヘイデン、曲によって低音をかぶせてくるのがトム、この低音がまた妖しさを増してさらに良い。サポートメンバーとして女性メンバーのコーラスも存在するんですが、いや、そんなもんオマケでしょうというくらいに二人の声が絡みあうと圧倒的。

 このバンドに対する私の初期の印象は怪しいゆったりとしたバトルス。ところが、あなた、全然見当違いじゃないですか。このバンドのセクシーさは独特である意味UKっぽい。

 

2.Temples(テンプルズ)

 今年もっとも熱い視線を浴びるべきUKバンド、テンプルズ。 

 私には悪い癖があってサイケデリックっぽいバンドを聴くと全部The Beatles(ザ・ビートルズ)に聴こえる。

 そんなわけで2つ目に取り上げるバンドはテンプルズ。UK出身のこのサイケデリックバンドはもちろんビートルズっぽい。

 いやそんな言い方じゃまだ甘い、10年代でもっともビートルズっぽいバンド・オブ・ザ・イヤーを獲得しますよ。この人達はっ。

 ノエル・ギャラガーやらジョニー・マーも絶賛しているようですが、このバンドの将来性が皆さんの言うようにあるのかどうかは、私にはわかりませんが「今」という瞬間にもっとも注目して良いバンドなんじゃないかと思っとります。

 

3.Foster The People(フォスター・ザ・ピープル)

 

 フォスター・ザ・ピープルはUSのポップで軽快な音を鳴らすバンド。

  もう本当に、軽快だ!楽しげだ!ハッピーだ。

 きっといい感じのことを歌っているに違いない。

 彼らの最大のヒット曲は「Pumped Up Kicks」口笛ソングとしても優秀でみんなで歌詞がわからずとも鼻歌で大合唱できる。素晴らしい。小鳥の巣以来の感激だ。この曲を皆で大合唱させることですでにこのバンドは勝ち組そのもの。ロッキング・オン風に言えば弱者の革命大勝利。「パンプト・アップ・キックス」は訳者によって毎回違う言葉に言い当てられるけれど、だいたい大意は同じで「流行りのイケてるスニーカー」。そう、これはスクール・カーストの下位の連中が銃を片手にあのイケてる連中を追い回す妄想の勝利の凱歌なんだ。

All the other kids with the pumped up kicks You'd better run, better run, outrun my gun
All the other kids with the pumped up kicks You'd better run, better run, faster than my bullet

 さあ楽しげで軽快なリズムにのせてレッツ・コロンバイン。

  

4.Bombay Bicycle Club(ボンベイバイシクル・クラブ)

 

 UK出身の若いバンド。しかし今年出たアルバムはついに4枚目。フォークからエレクトロニックまでを幅広くオールレンジに受け持つバンド。しかしながらその音はひたすらに誠実。

 もう本当に勝手な誤解かもしれないけれどボンベイバイシクル・クラブのメンバーは物静かで誠実な印象。そんな彼の様子が曲調にも現れている気がして仕方がない、というのが前作(3rd)までの感想。ところが、ここに来て4thアルバムからなんか派手になった。いやライブ動画を見る限り別にもともと地味なライブを展開するバンドなんかではないんですが、でも真面目君が頑張ってます!みたいな印象だったんですが、このUKチャートで初NO.1を獲得した4thアルバムを受けてのフジロックのライブはいかに。

 

5.電気グルーヴ

 

 電気グルーヴは基本的に困った人石野卓球の暴走を常識人であるところのピエール瀧が制御している2人組デュオ。でもその制御役の瀧も気を抜けば「うるせーブス」と叫ぶなど絶好調。今年で結成25周年。

 まりん脱退以降は卓球がDJブースとステージを行ったり来たりし大忙し。そんな中最も注目するべき場面は卓球が何やらよくわからないことを叫んだ後、DJブースからステージに飛び出てくるところ。一番盛り上がる場面とも言える。

 ステージ上にあがっている限り電気グルーヴは言われているような石野卓球の一人ユニットなどではなく、ピエール瀧がフランケンのような圧倒的な存在感と腹で場を制する。

 

6.Disclosure(ディスクロージャー)

 

 UK出身のエレクトロでダンシングな兄弟のユニット。

 1stアルバムがリリースされた現段階では楽曲にフィーチャリングと入っているものが非常に多く、ゲストアーティストが登場しない限りこんな感じなんだろうな、ということでピッチフォークライヴ(しかもパリ?)の動画です。もっとDJ卓でこちょこちょやってる感じかと思ったらわりと叩いたり歌ったり弦弾いたり煽ったり忙しい感じです。 

 Sam Smithをフィーチャリングした「Latch」やAluna George(私この人好きです)をフィーチャリングした「White Noise」などのヒット曲も直近のセットリストではゲストボーカルなしの場合でももちろん演奏されていてちょっと楽しみですね。

 ただ個人的にはタイムテーブル的に電気グルーヴの真裏なので残念ながら私は今回は見る機会はなさそうな予感です。

 

7.Franz Ferdinandフランツ・フェルディナンド

 

 フランツ・フェルディナンドは00年代にデビューしたUKを代表するギター・バンド。グラスゴーのアート系スクールにて結成。ノエル・ギャラガーとかには好かれなさそうな出自ですね。

 動画はライヴではなくPVから。私は昨年発売されたアルバムの中では特にこの曲が好き。そしてPVも秀逸。大好き。

  フランツはわかりやすくて良いと思いますよ。ロックは楽しくを体現するバンド。本当にフランツは1枚目と2枚目とこの前出た4枚目は名盤だと思いますよ。えーと3枚目は…。

 

8.Basement Jaxx(ベースメント・ジャックス)

 

 1日目のラストを飾るべきはこのベースメント・ジャックス。

 

 

 ひとつ確認なんだけどDJセットじゃないよね。ライヴセットだよね。 

 

 UK出身のサンバっぽいハウス・ユニット。ブラジルW杯にあわせたかのように今年新譜発売。ただし残念ながら8月だそうです。

 予想する限りどう考えても享楽的でド派手なステージにしかならないんですが、どうなることでしょうか。というか頭おかしいくらいに盛り上がる以外の選択肢なんてあるわけねえよ。理屈で説明できるような連中じゃねえよ。

  

 

  

  さて「フジロック1日目のこの出演者やアーティストに注目してますよメモ」はここまで、です。皆様は持ち物の準備はよいですか、チケットは買いましたか。グッズはなにか買いますか、椅子は、服装は、ファッションは、タイムテーブルは、靴は、長靴は、天気は?雨具は?Tシャツは?そんなことをぐるぐると考えているともうすぐフジロックです。嘘です、今言ったことのほとんどはあんまり考えていません。でもあと1週間とちょっとなのは事実です。

 

 

 一応2日目に続きます。(→ link)

 

 

 

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