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2022年によく聴いたアーティスト(聴いた順ランキング)

このランキングの趣旨

 私が2022年に楽曲をたくさん聴いたアーティストを1-50位まで並べました。
iPhone Music(アプリ)とSpotify(スポティファイ)での機械的な再生回数合計です。
一部時期のカウントがうまく同期されていなかったので、夏フェス頃のアーティストは実数より少ないですが、正確性を追求したわけでもないのでそのあたりはあまり気にしないでいただけると幸いです。

 見ていただけるとわかりますが90年代とフェスとトラップとピッチフォークとNMEに占拠されたあんまり面白くないランキングです。
少しだけコメントつけました。

 色々ありまして2019年ころからあんまり音楽を聴けなくなったんです。(通勤時間がなくなったとか、新しい音楽を聞く気が失せたとかくだらない理由です。シリアスなものではありません)

 2022年中盤から後半に少し環境が変わったのでまた音楽をよく聴くようになりました。
 ランキング的には2019年以降をまとめて聴いている感じです。それなのに1位と2位がこれかよ!みたいな部分はありますが、そのあたりは諦めてください。

ランキング


1.Aphex Twinエイフェックス・ツイン

えっ、そんな今更って感じですが2022年にもっとも聴いた音楽はAphex Twinです。
実は昔はいうほど(SquarepusherHardfloorと比較してくらいの意味ですが)Aphex Twinのことはそこまで好きではありませんでした。
が、Kanye Westが「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」でサンプリングをしたあたりから私の中で評価が大きく変わり積極的に聞くようになりました。

2.Oasis(オアシス)

今年一番聴いたOasisのアルバムはネブワースのライブ盤です。特にこの盤の中では「Acquiesce」が良かったですね。というかOasisの全楽曲の中で「Acquiesce」が一番好きです。

3.Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ

2021年のアルバム良かったですね。

4.Kanye Westカニエ・ウェスト

2022年はいろいろな意味で悪い方向で話題満載な状態でした。とはいえこの人は世紀を超えてから登場したアーティストの中ではNO.1であると私は思っています。ロックアーティストですよね。リフの使い方とかすごくいい。
Aphex Twinのところでも書いた「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」はもう今世紀最高のアルバムなんじゃないかと思っています。

5.Wet Leg(ウェット・レッグ)

UKワイト島から登場した2人組のデュオ。非常にポップ。めちゃくちゃポップ。

6.PinkPantheress(ピンクパンサレス)

アルバムがすごく良い。最近若い世代アーティストらしく短い曲を詰め込んである。
エリック・サティドラムンベースが無理やり合体した楽曲などもありかなり最高。このアルバムすごくいいわと思い、今年の終わりごろサインマグのサイトを久しぶりにみたら昨年の1位になっていて自分の感性の鈍さに震えました。

7.Big Thief(ビッグ・シーフ)

フォーク・ロックの異才って感じでよいですね。

8.Travi$ Scott(トラヴィス・スコット)

今さらトラヴィス・スコットブームが来ました。

9.beabadoobee(ビーバドゥービー)

サマソニにも登場しましたね。Dirty Hitレーベル。アジア系イギリス人。

10.ROSALÍA(ロザリア)

以前から話題だったらしいですが私は2022年にやっと追いつきました。ラテンは発語の感覚が少し違って器楽的に聴くと面白いですね。

11.The Smile(ザ・スマイル)

トム・ヨークジョニー・グリーンウッドのバンド。ベンズ以来の傑作です。いや、バンド色が強くて良い、くらいの感想です。

12.Arctic Monkeysアークティック・モンキーズ

2022年に新譜が出ています。結果として新譜じゃないアルバムもたくさん聴きました。新譜については世間的な評価は高いらしいですが、ちょっとムード歌謡みたいな感じがして私には難しすぎました。

13.Young Thug(ヤング・サグ)

声がいいですね。今年私の中で再評価が高まったアーティスト。私の中のトラップブームの立役者。

14.Caroline Polachek(キャロライン・ポーラチェック)

Flumeの楽曲の中でフィーチャリングされていたので興味がでて聴くようになりました。

15.SZA(シザ)

12月に新譜がでて好評のようですが、
Doja Cat(ドージャ・キャット)と一緒にやった楽曲「Kiss Me More feat. SZA」あたりですごく気になり
2022年はどちらかといえば昔でた1stをよく聴いていました。
2ndの「SOS」も良いアルバムと思いますが、そもそもタイトルの「SOS」って大丈夫なんでしょうか。ジャケット写真はすごく良いです

16.Primal Screamプライマル・スクリーム

ソニックマニアでScreamadelica(スクリーマデリカ)完全再現ライブ見ました。故に2022年に聴いたPrimal Screamの楽曲はほぼScreamadelicaとScreamadelicaのライブ盤です。映画「クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~」の中で「Don’t Fight It, Feel It」のイントロが使われていたんですが、非常に印象的な使われ方でしたね。

17.yeule(ユール)

シンガポール出身でロンドンを拠点に活動するアーティスト。4時間超えの楽曲をアルバムに打ち込んでくるなどいろいろ規格外。

18.black midi(ブラック・ミディ)

2022年聞いた中では一番よいロックバンドだと感じました。
ロッキング・オンの年間ランキングで4位。今年のロッキング・オンのランキングがレッチリを除けばイケてると思います。少なくともサインマグのランキングよりは。
(サインマグのランキングが悪いという意味ではなくて保守的で退屈だったと言う意味です。正直やっつけ仕事に感じました。)

19.FKA twigs(FKAツイッグス)

FKA twigsは昔フジロックでライブを見て度肝を抜かれたのですが、残念ながら音源を聴いてもその勢いはよくわかりません。
とはいえ、もしかすると私の感性が鈍いだけでもう一回聴けばなんとかなると思い再び音源を聴くのですが、やっぱり駄目だ。というループをずっと繰り返しています。

20.Pretty Sick(プリティ・シック)

このアーティストもDirty Hitレーベルですね。最近はとりあえずDirty Hitレーベルなら聴くみたいなルーティンがあります。とはいえ今年出たThe 1975の新譜はまだ聴いていませんが。

21.Fishmansフィッシュマンズ

個人的には「98.12.28 男たちの別れ」よりも「8月の現状」や「Oh! Mountain」の方が好きです。

22.Rina Sawayama(リナ・サワヤマ)

サマソニに登場しましたね。実は2022年の新譜はまだあんまり聴いていないです。少し大仰な気がして。でもビッグアーティストとしての看板を背負っていくんだということらしいのでそのつもりで2023年中に聴きたいと思います。名前でわかる通りロンドン在住の日本人アーティストです。

23.Grimes(グライムス)

私はこのアーティストのことがずっと好きで、今も好きなんですが、この方の元夫が2022年SNS界をもっとも賑わせた男イーロン・マスクです。もちろん言うまでもないですが私はイーロン・マスクのことが好きではありません。

24.Hardfloorハードフロア

ソニックマニアに来ましたね。もちろんライブ見ました。2022年のソニックマニアはダンス/ロック老人会といった趣のアーティストが勢ぞろいでした。

25.Bad Bunny(バッド・バニー)

私の中のトラップ・ブームの延長線上でラテン・トラップと呼ばれていたBad Bunny聴きました。まだ正直良くわかっていないです。ラテンとトラップが融合している曲はまだしも、そうじゃない曲は私にはまだ早いです。そんな2022年でした。

26.Måneskin(マネスキン)

ちょっと耳になじんできました。でも世間での評価の高まり方のスピードが圧倒的に早くて少し驚いています。

27.Dry Cleaning(ドライ・クリーニング)

詩を吟じるように歌うヴォーカル良いですね。

28.Phoebe Bridgers(フィービー・ブリジャーズ)

コーチェラのライブ配信を見てアルバムを購入しました。

29.Cocteau Twinsコクトー・ツインズ

あんまりこれといって理由はないですが、全般的によく聴いていました。

30.Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)

2022年に出たアルバムはシリアスな感じがして印象的でした。もともとシリアスなアーティストなんだと思いますが、シリアス度が増したというか。

31.Clairo(クレイロ)

よく聴いていました。

32.Snail Mail(スネイル・メイル)

コーチェラとフジロックの配信で見ました。オアシスのTシャツを着ていましたね。
もともとアルバムも持っていたんですが、今年私の中で評価が高まったアーティストです。

33.藤井 風

「死ぬのがいいわ」がいいわ。

34.Glasvegas(グラスヴェガス

アラン・マッギーを主人公に据えた映画「クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~」のエンディングにGlasvegasの楽曲が使われていました。なんでGlasvegasなんだよというのはさておき、その流れでGlasvegas聴いてました。

35.chelmico(チェルミコ)

このランキングの中で唯一アルバムを買っていないアーティストです。アニメ「映像研には手を出すな!」のOP曲「Easy Breezy」をシングルとしてもってはいるので、それを繰り返して聴いていたということもありますが、どちらかといえばSpotifyを利用した部分が大きかったです。私はどちらかといえばサブスクは懐かしいアーティスト例えばDoors(ドアーズ)とかRolling Stones(ローリング・ストーンズ)とかもっと古いアーティストを聞くことが多いのですが、このアーティストは例外的にサブスクで聴いていました。その意味では私の何かを開いてくれるアーティストだったと思います。

36.The Stone Rosesザ・ストーン・ローゼズ

はやく00年代をはじめないと20年代が終わっちゃうよ。(頭の中90年代)

37.Buddha Brandブッダ・ブランド

はやく00年代をはじめないと20年代が終わっちゃうよ。(頭の中90年代)

38.JPEGMAFIA(ジェイペグマフィア)

名前が印象的なので聴いてみました。フジロックにも登場です。金曜日の昼間くらいなので配信見られませんでした。

39.宇宙ネコ子

名前が印象的なので聴いてみました。日本のシューゲイザーバンドです。

40.CHAI(チャイ)

名前が印象的なので聴いてみました。

41.Holly Humberstone(ホリー・ハンバーストーン)

BBC Sound of 2021を順番に聴いていって気に入ったのがHolly Humberstone。全体としては2位とのこと。ちなみにBBC Sound of 2022の1位がPinkPantheressで2位がWet Leg。

42.石野卓球

そういえば電気グルーヴがランキングに入っていませんね。とはいえ50位でもアルバム3回以上の再生回数なのでまあそんなこともあると思います。

43.Foals(フォールズ)

フジロックにも登場、2022年は新譜もありました。ここ10年くらいで登場したバンドの中でもっとも好きと書こうと思ったんですがしらべたら2008年に1stアルバムです。Arctic Monkeys(2006年)とそんなにキャリア違わないです。でも楽曲の雰囲気は統一感があって良いライブをするバンドだと思います。

44.Megan Thee Stallion(ミーガン・ザ・スタリオン)

サマソニに登場したアーティストですね。

45.Teenage Fanclubティーンエイジ・ファンクラブ

言わなくてもわかると思いますが一番聞いたアルバムは「Bandwagonesque」です。

46.Charli XCX(チャーリーXCX)

なんだかんだでアルバム出していますね。私もなんだかんだで聴いています。

47.Griff(グリフ)

サマソニに登場したアーティストですね。中国とジャマイカにルーツを持つアーティストです。

48.Jack White(ジャック・ホワイト)

フジロックでは圧巻の演奏でした。アルバムも何枚か出ましたがエレクトリックな方のアルバムはとってもよかったです。途中で初音ミクの声が聞こえるアルバムもあります。

49.The Linda Lindas(ザ・リンダ・リンダズ)

サマソニに登場したアーティストでDirty Hitレーベル所属。アジア系ですね。
こればっかり書いている気がしますが、Dirty Hitレーベルが特にそうなのか、アジア系全般に関するデビューに対しての敷居が低くなっているのか、とにかくこのカテゴリ(アジア系アーティストのデビューと高評価)が活発なのは間違いないと思います。

50.青葉市子

FishmansでエンジニアをやっていたzAk氏が関わっていると聞いてアルバムを聞き始めたのがきっかけです。ちょっと遊佐未森を思い出しました。

おまけ

曲の再生回数順ということもあり、シングルのみで何度も聴いたアーティストはあまり反映されていないですね。アルバムだしているアーティスト強い。
たとえば水曜日のカンパネラの「エジソン」とかKing Gnuの「逆夢」とかYOASOBIの「怪物」とかRae Sremmurdの「Black Betles」あたりは2022年好きな曲でした。

 

ブログの更新そのものが久しぶりで、おそらく今年はこれが最後の更新です。

 

2023年、今年も1年よろしくお願いします。

 

 

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