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フジロック2014に対する微妙な気持ち

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 今年のフジロックFUJI ROCK FESTIVAL '14)が近い。

 チケットは買った。その他は特に準備はしていないけれど、用意すべき荷物も例年どおりなので何かを揃える必要性は感じていない。

 今年出演するアーティストはKanye West(カニエ・ウェスト)のキャンセルがあったものの、Arcade Fire (アーケイド・ファイア) 、Franz Ferdinandフランツ・フェルディナンド)、電気グルーヴなど私の好きなアーティストが多く登場するためメンバー的には恵まれていると感じている。

 あとはある種、当日がやってくるのを待つだけだ。

 

 けれど、私は実際にはいまだ微妙な気持ちでいる。

 理由は主に2つ。それとおまけにもう1つ。

 1つ目は私個人の理由。今年に入ってから新譜をほぼ買っていない。

 昔からそうかもしれないけれど、最近の夏フェスはやってくるアーティストのアルバムが発表以降の春から夏、下手をするとフェス以降に発売されることが多くて、今年はそういったアーティストのアルバムを買うモチベーションが保てなかった。

 新しいアルバムを引っさげてやってくる出演者はやはりライブをプロモーションの機会と捉えているだろうし、一方私は新しいアルバムを聴かずに見るライブというものをあまり好んでいない。これはもはやルーズ・ルーズの関係。

 2つ目の理由。出演者に恵まれていると先ほどは書いたが、やはり問題はタイムテーブル。ピッチフォークなどでも高く評価されたDisclosure(ディスクロージャー)は電気グルーヴと重なり、Basement Jaxx(ベースメント・ジャックス)はフランツ・フェルディナンドとかぶる。アーケイド・ファイアを見ればManic Street Preachersマニック・ストリート・プリーチャーズ)を見ることはできない。

 もちろん、そんなタイムテーブル上のことなら毎年起こっているし今さら取り上げるべき内容でもない。今年特にひどいというわけでもない。では、何故今年急に気になるのか。それはおそらく1番目の理由、今年音楽アルバムをあまり買っていないことと関連しているのではないか、と思う。例年であればまだ見ぬ名前しか知らぬアーティストの曲をけっこう聴いているものの今年はあまりそれをしていない。

 見たいアーティストの総数が減り、そのためひとつのアーティストに対する期待値が高まっている。例えばマニックスは何度も来日しているしフェスにも登場している。マニックスが登場するフェスには何度か出かけたが、だいたいスルーした。それなのに今年ほど私自身がマニックスを渇望している年は珍しい。身勝手な話だ。

 3つ目の理由。これはあくまでおまけの理由。今年に入ってから私が酒に異常なまでに弱くなった。いや昨年までも対して強くはない。けれど、今年に入ってからの私の酒に対する弱さは異常だ。ビールを1杯飲んだだけでグダグダと倒れそうだ。こんな人間がフジロックにいって酒を飲んでいて大丈夫なのか。

 

 2013年の夏フェスは記憶に残るものとして進行した。その理由のひとつにステヤンという存在があった。

 ステヤンはある種強烈なカウンターとして存在した。

 ステヤンの適当なフェス運営に対してサマソニフジロックはそれぞれかっちりとした情報提供をおこない、フェス当日までしっかりと滞りなく進行することができた。

 

 その2013年に比べて2014年はどこか糸の切れたタコのような状況のように感じる。

 どこか気の抜けたビールのような、冷えたピザのような盛り上がらなさが私の中にある。

 

 それでもあと2週間もすればフジロックだ。アーケイド・ファイア電気グルーヴが苗場で待っている。

 

 

 

 


 2014年用こんなアーティストが見たいメモを書いたので一応リンク。

 

 1日目 → link

 2日目 → link

 3日目 → link

 

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