漫画
ラジエーションハウスのドラマ化 以前、「アンサングシンデレラ 病院薬剤師葵みどり」の感想を書いた時に、モリタイシの描いている「ラジエーションハウス」が最近好きだと言った記憶がある。 実際この3月に7巻が刊行されているが、私はコミックスで(紙で…
あらすじ 本書は医療の現場においては決して陽のあたる称賛を得るわけではない薬剤師、しかも病院薬剤師にフォーカスをあてた、時には己の存在意義に悩んだりする場面をもったりもするが、それでも患者に寄り添った力強い物語である。 アンサングシンデレラ …
私にとっての高木さん 私は思わず膝をうった。これはとんでもない作品だ。小中学校時代のこっ恥ずかしい思い出がリアルな感情で蘇ってくる。ジタバタとベッドの上を転げ回りたい。今風に言うならばエモい。これが私の山本崇一朗の「からかい上手の高木さん」…
趣旨説明 このエントリは、当ブログ「vs.おすすめ」へ検索エンジンから多数流入してくる「嘘喰いの最終回は打ち切りエンドだったのでは」という疑問をお持ちの方々のために、私が作者迫稔雄または掲載誌ヤングジャンプに変わって勝手に個人的に妄想で回答を…
あらすじ このエントリは、「嘘喰い」の終了に伴い、私が勝手に雑誌としてのテンション低下を感じている「週刊ヤングジャンプ」の新連載ラッシュとその打ち切りラッシュについて嘆く、果てしなくおせっかいな雑文である。 ヤングジャンプ 2018 No.15(2018/0…
最近、飯を食う漫画と将棋がブームとなっている。 将棋めし 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)/松本渚 → link 将棋の話 2017年の夏、藤井聡太四段の登場により、何度目かの将棋ブームが到来した。過去に将棋ブームとよばれているものは何度かあったが、今…
グランドジャンプ 2017年 4/19 号 [雑誌]/ → link 今年(2017年)の春からコージィ城倉が「プレイボール」の続編を描いている。 「プレイボール」とはもちろん、ちばあきおが自身の作品「キャプテン」で初代のキャプテンを務めていた谷口が中学を卒業した後…
あらすじ この文章は2014年頃、週刊漫画雑誌「モーニング」に掲載されていた猫田ゆかり作「SAKURA TABOO(サクラータブー)」の連載とその不思議な読後感のある最終回をもとに、私が思う「打ち切り」についての感想と、その後の猫田ゆかりについて書かれた私…
ザトペック投法と村山実 前のブログ記事でFKAツイッグスのアルバムレビューをするふりをして村山実のザトペック投法について書いた。 けれど実のところ私は村山実の現役時代のことはよく知らない。 村山実について知っているのは辛気臭い顔で阪神タイガース…
ガラスの城 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)/わたなべまさこ → link 私はこのブログでは気がつけば村上春樹と電気グルーヴの話しかしていない気がする。 そんなわけで今日は村上春樹の話。 村上春樹の期間限定サイト「村上さんのところ」が更新される度に…
就職難!! ゾンビ取りガール(2) (モーニング KC)/福満しげゆき → link この文章は一言で言ってしまえば電子書籍に対応できないおっさんの愚痴そのものでしかない。 私が以前漫画について書いたのは2014年の9月のことだろうか。 あの時に取り上げた「就職難!…
最近私がおもしろいと思って読んだ漫画のまとめです。 なぜこんなまとめを唐突に書きだしたかと言えば。 6月くらいに「フリンジマン」というヤングマガジンで連載されていた不倫を題材とした漫画の1巻の感想をこのブログで書いているんですが、当時の決意と…
BLUE GIANT 2/石塚真一 → link 自分の好きな女性に自分の好きな音楽を聴いてもらう時の気持ちってどんな風だろう。逆に自分の好きな女性が聴いている音楽を聴く時の気持ちってどんな風なんだろう。 前の巻(1巻)の最後でこの物語の主人公・宮本大(みやも…
人は2種類に分けられる。そう、コンビニに置いてある雑誌や漫画の品揃えに満足出来る人間と、そうでない人間の2種類にだ。あなたの場合はどちらだ。 これはもちろん比喩だ。漫画とか雑誌に関する考え方の問題ではない。生き方の問題だ。 一般的な方の考え方…
ジャーン、ジャーン。げええっ!関羽 何が伝えたいのかサッパリわからないけれど私がこの漫画を最初に読んだ時の感想である。 フリンジマン1巻/青木 U平 → link 木多康昭が2013年末『喧嘩商売』の続編である『喧嘩稼業』の連載再開にともなって私はヤンマガ…