フジロック2015 2日目 このバンドとかアーティストに注目してますリスト
フジロック2015 2日目つまり土曜日に見たいアーティスト、出演者メモです。
ここに来て急激に体調が悪化し、フジロックに参加どころかこの記事を書き上げられるかどうかも危ぶまれている今日このごろです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
それでは2日目のメモスタートです。
ちなみにフジロック2015 1日目(金曜日)のメモはこちら(→ link)です。
1.Nate Ruess(ネイト・ルイス)
ネイト・ルイスはUS出身のシンガー。Fun.(ファン)のボーカリストでもある。またそれ以前のキャリアとしてはパワー・ポップ・バンドのThe Format(ザ・フォーマット)でもボーカルをつとめていた。今年2015年の6月にソロ・アルバムを出す。
ネイト・ルイスの 特徴は、その声質。Queen(クイーン)のフレディ・マーキュリーを思い起こさせる。事実ファン時代にはクイーンのカバーをおこなったり、クイーンの残されたメンバーと共演したりしたこともある。
直近のセットリストにはクイーン・ナンバーはないが、そのかわりにPrince(プリンス)のレッツ・ゴー・クレイジーを歌うことが多く、また、ファンおよびザ・フォーマットの曲もそれぞれ数曲演奏されている。
前回、フジロック2013ではファンとして来日。グリーンステージに登場。オーディエンスにシンガロングを呼びかけるも、フジロッカー達は軽くスルー。ネイト・ルイスは笑顔で不機嫌になるといった場面が印象的だった。
やはりアメリカ出身のアーティストらしくエンターテイメント精神が旺盛で笑顔を絶やさないステージングは少しばかりスターの風格がある。
2.ゲスの極み乙女。
ゲスの極み乙女。は男女それぞれ2名の合計4名によるちょっとおしゃれな音を奏でる日本のロック・バンド。
今年のフジロックの特徴として邦楽が多いことが取り沙汰されている。
私もどちらかと言えば夏フェス関連のことを書く場合には洋楽勢中心となっているので今のフジロックの状況を毛嫌いしているのではないか?と思われがち。だが、この ゲスの極み乙女。大変楽しみにしている。
3.Super Furry Animals(スーパー・ファーリー・アニマルズ)
UKウェールズ出身のギター・ロック・バンドまたはオルタナティヴ・ギター。ただし音楽性は多彩でカラフル。90年代半ばというデビュー時期からブリット・ポップ・バンドの一つとして取り上げられることもある。
ウィキペディアを見ると90年代の名古屋クラブクアトロで動員数14人のライブが豆知識として取り上げられている。私が当時読んだロッキング・オンではオーディエンスの数は23人だったような気がする。
とにかく当時の名古屋は先進ロック不毛の地と呼ばれ、流行るものはユーロビートとメタルのみという状況であったためいたしかたない。逆説的に言えば彼らは先鋭的なロックであるということを伝統を重んじる名古屋民に認められたとも言える。
後に全編ウェールズ語のアルバムを出すなど、あさっての方向に時代の尖兵としての役割を魅せつける彼らのパフォーマンスに期待。
ちなみに私は彼らの作り出す独特のリズムが大好きだ。
4.岡村靖幸
岡村靖幸は日本のシンガー・ソング・ライター。そしてR&Bもしくはファンク。通称岡村ちゃん。
ある意味フジロックでもっとも危険な出演予定者。フー・ファイターズよりも。ハッピー・マンデーズよりも。
私はかつて一度だけ岡村靖幸のライブを見たことがある。
その時のセットリストは「カルアミルク」だの「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」だの「だいすき」だの「どぉなっちゃってんだよ」だの彼のヒット曲であり名曲が目白押しの構成だったが、直近のセットリストを見ても同様の曲が入っているので、けっこう楽しみ。
また、最近のライブでは宇多田ヒカルの「オートマティック」やU2の「I Still Haven't Found What I'm Looking For」までカバーしてサービス精神旺盛すぎるんじゃないか、とも思っている。
フジロックではどこまで、やってくれるのか期待している。
あとフジロックといえば石野卓球。彼もフジロックに参加していて彼と二人で組んだ岡村と卓球が最高に好きだった私としてはもう一度彼らで何かやってくれたらなあ、とは思う。
5.Deadmau5(デッドマウス)
デッドマウスはカナダ出身のテクノ系アーティスト。エレクトロニカ/ダンス・ユニット。通称マウゴ。
動画をみていただければ分かるけれど、不穏なネズミDJ。もう本当にバキバキすぎてやばい。やばい。鼻血でそう。
グリーンステージのど真ん中にDJ卓一つでネズミのかぶりもの一つでたたずむ姿を想像しただけでもう興奮。
そもそもこのネズミいろんな意味で大丈夫なんか。
EDMなんて全部まとめて中指をたてろ、と言わんばかりのクールさがここにある。
このアーティストは電気グルーヴ、特に石野卓球のおすすめからテクノに入った人は絶対にすきなはず。そんなサウンド。
6.Happy Mondays(ハッピー・マンデーズ)
ハッピー・マンデーズはUKはマンチェスター出身のロック・バンド。ジャンルはもちろんマッドチェスターもしくはおマンチェ。
80年代後半から90年代初頭に流行ったムーヴメント、マンチェスター・ブームの立役者。もう当時はマンチェスター出身でありさえすれば、もうそれだけでカッコいいという狂ったムーブメントだったが、それがすべてで、そして何もかもが正しかった。
アーッシッド。アーッシッドと叫んで狂ったように踊れば大体正しい。
なんだかよくわからないグルーヴと、ボーカルのショーン・ライダーはあんな声(しわがれた声)のお陰でいまだに時代の洗礼を受けることなく今の音として健在。
7.Muse(ミューズ)
ミューズはUK出身のギターロックバンド。ボーカル・ギター、ベース、ドラムのシンプルな構成。
ミューズは今年に入ってから最新アルバム「ドローンズ」をリリース。
なんだかこのアルバムが好調らしく、全英どころか全米でもチャートの1位を獲得したとのこと。
この勢いそのままにフジロック前日のミュージックステーションにも登場とのこと。曲は「マーシー」。あのマーシー、マーシー叫ぶ曲。テレビを見ている視聴者の頭のなかには田代まさしの姿が浮かぶに違いない。
またドローンズの冒頭には「サイコ」という曲があり、これは一瞬Marilyn Manson(マリリン・マンソン)の新曲か?と私は耳を疑った。
もう一曲同じくドローンズから紹介したい曲がある。それは「リーパーズ」冒頭マシュー・ベラミーのギターソロから始まり、ギターを弾きまくりの様はもうハードロックそのもの。必聴というより必見。
マシュー・ベラミーはあのモッキュモッキュいうギターを弾いてくれんるんでしょうか。そしてドラムのドミニクは変なカッコウでドラムを叩くのでしょうか。
8.Belle & Sebastian(ベル・アンド・セバスチャン)
2日目最後はベルセバ。
ベル&セバスチャンはUKはグラスゴー出身のロック・バンド。インディー・ロック。比較的大所帯で7人編成。はかなげなイメージとは裏腹に幸せいっぱいのライブ演奏をする。
動画は実は2曲同じ曲。今年発売されたアルバムの曲。
日本語字幕のついたものと今年のホステス・クラブ・ウィークエンダーでの公演の模様。
フジロック2015 2日目まとめ
2日目はとりあえず、ここまで。
8組と少なめなのは手を抜いたわけではなく、ちょっと2日目は層が薄いかなというのが正直な感想。
ただし、デッドマウス、ミューズ、ハッピー・マンデーズ、岡村靖幸と期待できるアーティストはたくさんいるので、それでもOKです。
実はこれを書いている段階でフジロックはかなり間近に迫ってきましたが、実は突如として復活した台風12号のコース次第では天気が悪いフジロック、というか嵐の予感も感じられますが、どうでしょう。
頑張って3日目も書ければ書きたいです。
それでは。