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フジロック2015 1日目 この出演者やアーティストが今年の目玉ではないでしょうかメモ

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 今年もフジロック2015が近づいてまいりました。

 例年にもまして、盛り上がっていないです。

 とはいえ、今年もやりたいと思います。少ない知識を総動員して、私が個人的に見たいと思っているアーティストの動画をペタペタと貼りつけていき、何の役にも立たないコメントを書いていくコーナーです。

 題して「フジロック2015 1日目、この出演者やアーティストが今年の目玉ではないでしょうかメモ」。

 とは言え、私はメインである、グリーンステージ、レッドマーキー、ホワイトステージがあればだいたい事足りるくらいのゆるい知識しか持ちあわせていないので、このメモというかリストが誰かの役に立ったりすることはあまりないと思いますが、よろしくお願いいたします。

 

 もちろん苗場には午後3時着です。前夜祭とかどこの夢の国の住人ですか、というのが私の感想です。

 

 ところで今年のヘッドライナーはそれぞれFoo Fightersフー・ファイターズ)、Muse(ミューズ)、Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)とビッグネームをそろえて強力のように見えるんですが、その他はいったいどうなんでしょうね。

 

 

1.Owl City(アウル・シティ)

 

 フジ・ロック・フェスティバル2015、トップバッターはアウル・シティ。

 タイムテーブル的には初日の14:50と、おまえ(このブログを書いている人)、やる気あるんか、といわれそうですが、まあ、だいたいこんな感じでスタートを切りたいと思っております。

 アウル・シティはUS出身のアーティスト・アダム・ヤングの一人ユニット。シンセを多用したエレクトロ・ポップで爽やかな歌い方とその楽曲から、一部ではThe Postal Service(ザ・ポスタル・サーヴィス)の名前が引き合いに出される場合があります。確かに言われてみればザ・ポスタル・サーヴィスのベンとアウル・シティのアダム・ヤングはライブ中の動きにおいて若干挙動不審気味な部分があり、その点では共通点があるとも言えます。

 元々ミネソタの自宅でこつこつ宅録に勤しんでいたアウル・シティですが、デビュー後は多くのアーティストと共作をしています。例えば今夏、サマソニに登場する、Carly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)とコラボレートした「グッド・タイム」は大ヒット曲となり、また今年の7月に発売されたアルバムにはSEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)のフカセとの共作「Tokyo」が収録されています。

 このあたりの楽曲はセットリストでも良い位置をしめているのでライブでも期待です。

 

2.Drenge(ドレンジ)

  続いてUKシェフィールド出身のロックンロール・ブラザーズことドレンジです。

彼らは2人組の兄弟で、ギター・ヴォーカルの兄オーエン・ラヴレスとドラムのロリー・ラヴレスのデュオなんです。

 2人組ながら、ロックンロール・ブラザーズだけのことはあってかなりゴリゴリとした音を出します。同じく2人組で1日目に登場するロイヤル・ブラッドと同じくらいに注目です。

 シェフィールド出身のUKロックバンドというとArctic Monkeysアークティック・モンキーズ)が想像されますが、彼らよりもさらにロックンロールよりな音作りです。

 今年2枚目となるアルバムを出しており、その演奏に期待です。

 それからロックンロール・ブラザーズという適当なアダ名は私が今つけました。

 

3.Joey Bada$$(ジョーイ・バッドアス)

 

 ジョーイ・バッドアスはブルックリン出身のラッパー。

 1995年生まれということは弱冠20歳。

 フジロックお得意のホワイトステージ、ヒップホップ枠とはいえ、若い。

 さらにPVを見てもらうとわかるんですがジョーイ・バッドアス、貫禄があります。

 私はヒップホップというものについて知識もないし、彼の所属する「プロ・エラ」という集団がどのような集まりなのかも分からないけれど、ジョーイ・バッドアスの1st「B4.DA.$$」(読み方がわからない)が名盤なんだろうなあ、ということはうっすら分かります。このアルバムは、まずトラックがどうしようもなくカッコいい。そしてジョーイ・バッドアスのラップがそのトラックの良さを引き立てている。いや逆か。

 

4.Kitty, Daisy & Lewis(キティー・デイジー&ルイス)

  イギリス・ロンドン出身のキティー、ディジー、ルイスの3兄弟によるロックンロールバンド。

 UKのバンドではあるけれど、決してUKロックとは呼びたくない。彼らのやっている音楽はロックなんてものではなく、ロックンロールとかロカビリーとかリズム&ブルースそのものだ。

 ロックが失ってしまったンロールの部分をいまだ持っている3人組。

 

5.Ash(アッシュ)

 

 アッシュは北アイルランド出身の3ピースのギター・ロック・バンド、またはオルタナティヴ・ギター。

 ブリットポップ興隆期に10代で彗星のようにデビューをはたし、すでに20年近くのキャリアとなる。

 実は動画はかなり古いもので2002年のグラストンベリーの様子で、見ていただけると分かるが、すでに脱退済みのかつて在籍していたシャーロット・ハザレイもいるし、ボーカルのティムがかなり若い。フライングVをかき鳴らしやたらかっこいい。

 本当は最近使っている機材というかギターを調べようとしてグーグルで検索したらドラゴンアッシュの機材情報ばかり出てきてキレそうになったことは内緒な。

 同時期、90年代の中盤にデビューした同期のバンドたちが解散、さらには再結成まで次々と懐かしのバンドになっていく中、彼らはまだまだキャリアを重ねている。

 けれど実際のところ彼らは今でも若い。彼らの楽曲は甘く切ない。そして鋭くもみずみずしい音を鳴らし続けている。それは今でもずっとずっと変わらない。

 

6.Motörhead(モーターヘッド)

  モーターヘッドはイギリス出身のハード・コア・パンク、ハード・ロックヘヴィ・メタル、スピード・メタル・バンド。

 実はこのバンドのカテゴライズが非常に困った。彼らの音楽はメタル風なギター・リフを中心に時に速弾き、時にギターソロをかましつつ、ほとんどの時代でギター一人体制で、ボーカルはだみ声のシャウト中心で一般的なヘヴィ・メタルのごとく高音の金切り声をあげたりはしない。

 メタル風でありながら、シンプルなロックンロールに近い。けれど、彼らのスタイルをロックンロールと呼ぶのも私には抵抗がある。

 私はかつて鋼鉄魂を持つメタラーだった。

 しかし私はモーターヘッドを通過せずに現在のルートに辿り着いた。そんな私はメタル的なもの、特に北欧メタルやNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)などを聴くと懐かしいという郷愁に浸らざるえない。けれど、そんな私が改めてモーターヘッドを聴くと、これは私の知らない何かだ、としか思えない。

 と、いうことはおそらく彼らはメタルじゃないんだろうな、というのが私の結論。

  

7.Royal Blood(ロイヤル・ブラッド)

  

 ロイヤル・ブラッドはUK出身のデュオ。何を思ったか彼らはベース・ボーカルとドラムによるバンド編成です。

 私がフジロック2015金曜日出演のアーティストでもっとも注目しているのがこの人達です。

 ベースとドラムだけって何かの出落ちか。出落ちなのか。と思い動画を見たわけですが、想像以上にゴリゴリとした音が出ていて、驚きです。

 正直な話をしてしまうと彼らをThe Royal Concept(ザ・ロイヤル・コンセプト)と勘違いをしていて、ザ・ロイヤル・コンセプトなら編集盤を買って聴いたからアルバムをチェックするまでもないな、とか思っていたんですが、何から何まで間違っていました。

 まだアルバム1枚目が出たばかりの新人さんに近い状態でもあり、楽器的に大きなアレンジはできないと思いますが、なのでむしろ、今こそ、今の時期にこそ彼らのライブに注目です。

 それからもう一つ。彼らの楽曲「Out Of The Black」のPVの出来に唖然としました。グロテスクではあり、ひどいですが必見です。

 

8.奥田民生

 

 奥田民生は広島出身のシンガー・ソング・ライター。カープファン。また再結成ユニコーンの主要メンバーでもありボーカル・ギターを担当している。

 今年2015年に50歳となる。誕生日は1965年5月12日。

フジロックは2013年以来2年ぶりの登場。

 私は奥田民生については苦い思い出がある。と、いうのも2013年においてブログ上で奥田民生のセットリスト予想をおこなったものの、これがまるで当たらず「さすらい」が唯一演奏されるにとどまる。このため、フジロック2013のグリーンステージにおいて私は事前の予習がいっさいいかされず、ちょっと残念な思いをする。

 けれど「さすらい」と「悩んで学んで」をでかい声で歌うことができたのでチャラな気もしている。

 今回の奥田民生はヘヴンに登場。フー・ファイターズの真裏です。

 動画は「風は西から」。個人的には「マシマロ」と「イージュー★ライダー」が聴きたい。

 

9.Foo Fighters(フー・ファイターズ)

  フー・ファイターズはUS出身のギター・ロック・バンド。

 主要メンバーでボーカル・ギターのデイヴ・グロールは元Nirvanaニルヴァーナ)のドラムでもありました。

 フー・ファイターズニルヴァーナとは異なりポップで大味なロックンロールを展開してヒット曲もいくつか生み出しています。

 フロントマンのデイヴ・グロールが6月のライブ中にステージから落下し、足を骨折したというニュースが入ってきましたが、その後、グラストンベリーなどのフェスや、公演をキャンセルしたが7月は脚にギブスをつけたまま復活し、なんとかステージを続行しています。

 フジロックもどうやらキャンセル欠場とならずにすみそうな様子です。

 

 デイヴ・グロールが骨折した直後に一度フー・ファイターズのブログ記事を書いているけれど、やはりその時と同じ動画をここでも貼りつけておきます。(→ link)

 この動画は骨折した直後、病院に行き、脚を固定してそのまま同じライヴに復活して歌うデイヴ・グロールの様子です。

 あまりにもインパクトが強すぎるため、ある種ロック名場面の一つに数えても良いのではないかと思っています。

 

 

10.Rudimental(ルディメンタル)

  ルディメンタルはイギリス出身のエレクトロ/ダンスユニット。生音系EDM。

 4人の主要メンバーにゲスト・ボーカル/コーラスが入れ替わり立ち代わり入っていくスタイルです。

 ディーヴァがフィーチャーされてアゲアゲの楽曲が次々にかかる雰囲気はEDMそのもの。DJスタイルではなく生音が多く取り込まれています。そしてひたすらにダンサブル。ソウルチックでもあり、ドラムンベースを思い起こさせるリズム隊。

 とにかく雑多に多様な音楽が取り入れられ、今回取り上げたメンバーの中では一番遅い時間帯となるが、ライヴ・パフォーマンスはひたすら期待。

 もうアホみたいに踊れると思います。機能的。

 

フジロック2015 1日目まとめ

 そんなわけでフジロック2015 1日目このアーティストとか出演者が見たいよメモ終わりです。

 The Vaccines(ザ・ヴァクシーンズ)とかThe Districts(ザ・ディストリクツ)とか他にも注目するべきアーティストはいるんじゃねえのか、という意見もあるかと思いますが、無理です。その時間に私は苗場にはつきません。

 もし仮に何かの間違いでその早い時間に苗場についていたとしていたら、おそらくはカフェ・ド・パリを強襲して、Big Willie's Burlesque 'Willie Goes Reggae' を見ていると思います。マジで。

 といったことなので、今回私が注目したい1日目のアーティストはこの10組です。BOOM BOOM SATELLITES(ブン・ブン・サテライツ)は誰かに任せました。あと元ロッキング・オン編集者でビートルズ大好きおじさんにしてロッカーの松村雄策が一曲歌う水橋春夫グループにも少しばかり興味がありますが、とにかく時間が悪いと思います。さすがに奥田民生とルディメンタルの裏はちょっと面白そうではなかなかいけないタイムテーブルではないでしょうか。

 ところで本日取り上げた中にイギリスのギターロックの多いこと。実は今年は英国バンドとかアーティストやたら多いんですよね。逆にソロアーティストはともかく、USのギターバンドって妙に少ない感じのフジロックとなっております。

 すでに10日を切っている感じなので2日目、3日目が書けるか微妙なスケジュールですが、機会がありましたら、またこのブログを更新したいと思っております。

 それでは。

 

 

 

 

 

 

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