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コーチェラ2015 2日目のライヴ配信も見た

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 出演アーティストが何度も何度も「コーチェーラー」と叫ぶフェス、カルフォルニアのコーチェラ・バレーで開催されるヤシの木と観覧車と動画配信が印象的なフェス、それがコーチェラ・フェスことコーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルだ。

 

 コーチェラのすごいところはあまりにも動員が多くなりすぎたため同じアーティストを集めて2週続けて同じメンバーでフェスを開催しているところだ。さらにすごいことに1週目の開催についてはメインどころの出演者はほぼほぼ動画配信で全世界から閲覧ができる。

 

 このエントリを書いている頃にはすでにコーチェラ・フェス1週目は終わり2週目に突入している。すごいね、コーチェラ。コーチェラを1年の楽しみにしている連中は1年の楽しみが4月に終わっちゃうんだから。

 

 そんなわけでコーチェラ2015 1日目につづいて2日目の感想。これは1週目の配信の感想なので2週目の様子とは違うかもしれないし、しかも私自身がちょっとしか見ていないアーティストや出演者もたくさんいるけれど、ザっと見たアーティストについて表面的になぞっていきたいと思う。

 

 

Jack White(ジャック・ホワイト)

ラザレット/ジャック・ホワイト  → link
 
 アメリカ出身のギタリストでありヴォーカリスト。元The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)。

 コーチェラ2日目のトリ。

 数年前、レディオヘッドフジロックに出演した年に夕方くらいにグリーン・ステージに登場したがジャック・ホワイトがまさかまさかのコーチェラのヘッドライナー。けれどライヴの盛り上がりはすごかった。ソロからももちろん楽曲を演奏したけれど、一人ホワイト・ストライプスとしてがっつんがっつん自らの楽曲をカバー。最後はSeven Nation Armyを繰り出し、観客にリフを歌わせるなど最高潮の盛り上がりだった。

 

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)

 

 カナダ出身のR&Bシンガー。異彩。

 不思議な名前。不思議な男。ザ・ウィークエンドが動いて歌っているところを初めて見た。このアーティストのジャンルが何なのか実は私は本当のところよくわかっていない。音作りが繊細だなと感じている。そしてもちろんなんといっても声がいい。R&Bと言い切るのは難しいところだけれども独特の雰囲気を感じた。

 昔サマソニにブッキングされて、あっさり出演キャンセルになったのは懐かしい思い出。

Alt-J(アルト・ジェイ)

 

イギリス・リーズ出身のバンド。

大変申し訳無い。このバンドの出演中彼らの音をBGMにずっとうつらうつらしていた。おそらくフルで聴いたがほぼ覚えていない。けれどおぼろげな意識の中で演奏というか音がThe Zutons(ザ・ズートンズ)っぽいなとずっと思っていた。良いバンド。

FKA twigs(FKAツイッグス)

LP1/FKA twigs  → link
 

 イギリス出身のアーティスト。ウィキペディアによればジャイマイカとスペインのハーフ。こちらも異風。

 「新世代のビョーク」とビョークの名前が引き合いに出されることもあるけれど分からないでもない。個性的で不思議な佇まいと不思議な独特の強さをあわせ持つ掴みどころのないアーティスト。天然なのかポップ・アイコンを引き受けようとする強い意志なのかまではわからないけれど、今後も話題の中心になっていきそうな存在。

 今はわからないけれど今後大きなステージが任されるようになるかも。フジロックへ出演予定。

 

Belle And Sebastian(ベル・アンド・セバスチャン)

 

 イギリス・グラスゴー出身のバンド。大所帯バンド。最後はステージにたくさんの観客をあげてどうしようもなく楽しそうだった。ロック・バンドという言葉はあまりふさわしくなくポップ・バンドという言葉が似合う。

 こちらもフジロック2015で来日予定。

 

Clean Bandit(クリーン・バンディット)

New Eyes/Clean Bandit  → link
 

 ケンブリッジで結成された4人組のダンス・エレクトロ・ユニット。

アーティスト写真などを見ると4人だが、実際にはその4人はバイオリン/チェロ/キーボード/ベース/ドラムなどを担当しており、ボーカルはゲストボーカルが入る形となるエレクトロ・ポップ。

 コーチェラでは途中Marina and the Diamonds(マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ)が登場してボーカルを1曲つとめたものの、ほとんどの曲で黒人シンガーのエリザベスがボーカルをとっていた。

  今年の夏サマーソニックで来日予定。曲を知らなくとも初見でも楽しめそうなライヴ・パフォーマンスなので機会があれば見たいアーティスト。

 

 

Royal Blood(ロイヤル・ブラッド)

Royal Blood/Royal Blood  → link
 
 英国ブライトン出身の2人組。UKロックという言葉よりブリティッシュ・ロックという言葉が似合う。
 実は今回のコーチェラでもっとも衝撃を受けたアーティスト。
 配信をみるまでずっとロイヤル・ブラッドのことを勘違いしていた。
 彼らのことを偽Phoenix(フェニックス)、つまりはスウェーデン出身の4人組バンドだとずっと思っていた。けれど、それはよくよく考えるとThe Royal Concept(ザ・ロイヤル・コンセプト)のことで全然違うバンドだ。彼らロイヤル・ブラッドは偽フェニックスなどではなくゴリゴリのロック・バンドだった。しかも2人組。編成はベース&ドラム。いったいどうなっているんだ。
 リフを中心としたゴリゴリした音作りでものすごくロックぽい。今回のコーチェラで見た新人の中ではもっとも印象的。このバンドもフジロック2015にやってくる。

Yelle(イェール)

 

 フランス出身の歌手。エレクトロ・ポップの歌い手。

個人的には2日目もっとも盛り上がって見ることができた。いつもどおりの体にぴったりとした衣装で踊るさまは相変わらずだが、いつのまにやら大人の女性のアーティストになっていた。

 フェス慣れしており、オーディエンスを煽るのがうまい。

最後に

すでに一週間たってしまったけれどコーチェラ2日目の感想はここまで。3日目は日本時間的に月曜日になってしまったので、私は見ていないけれど、機会があれば動画などをかき集めて感想を書きたいとか思っている。

 

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