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フジロック2014 3日目に見たいアーティスト&バンドはこれだよメモ

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 1日目2日目に引き続き3日目となったこの「フジロック2014みたいよメモ」なんですが実は少し困った感じです。

 1日目2日目に取り上げたバンド、アーティストについてはほとんどの出演者について元々知っているアーティストであり最新のアルバムなどを聴いていたりすることが多かったわけで、足りないなりにもこのアーティストは「ちょっと見たいです」と言えるくらいには自信があったんですが、3日目についてはLorde(ロード)とSBTRKT(サブトラクト)以外の出演者は最新アルバムを聴いておらず、特にヘッドイナーのJack Johnson(ジャック・ジョンソン)とOutKast(アウトキャスト)についてはほぼ知識がなく「知ってる曲がある」、「フェスの動画を見た」というレベルで、もうちょっと踏み込んでいえばこの2アーティストに関しては頑張って見たけど興味がわかなかったという感じで、それはつまり頑張って見ないと見るのもちょっと苦労するといった感じで、この3日目については、「見たいよメモ」の書き手としては微妙を通り越してイマイチすぎる状態となっております。誰かのフジロックの予習の役に立ったりはいっさいせず、もうこんなことならアイドルのDVDでも見ていたほうがはるかにマシだよとか思うかもしれません。

 それでもなんとか3日目のみたいよメモを書きたいと思います。でもショートヴァージョンです。あれだ。ショートヴァージョンとは言え文章量は同じくらいあるので、どちらかと言えば内容が薄いとかそんな意味でショートヴァージョンです。

 そう本当に内容薄いから、もしフジロック初心者の方とかがいるなら、いや、フジロック玄人でも同じことですけど、ここでこのブログ読むのやめて適切な「まとめサイト」とか読んだ方がいいですよ。マジで。ああ、ここのカレーがうまいんだとか、トイレはここが空いてるとか有効な情報が検索すればいっぱいでてきますから。引き返すなら今だ。

 

 

1  OK GO(オーケー・ゴー)

 

 US出身のインディ・バンド。印象的なミュージック・ビデオを作ることが有名な4人組。あまりにもPVが有名になりすぎたためパフォーマンス集団と誤解を受けている面もあるが、曲そのものはとてもポップで優れたギターバンド。初期はギター・ポップ、パワーポップよりで、現在では多彩なアレンジやエレクトロ要素を導入しつつある。特定のジャンル名でくくるのが難しくもあり、そのためかPVが面白いバンドと言うカテゴリに押し込められた模様。もったいない。音も素晴らしいんだ、彼らは。

 

2 The John Butler Trio(ジョン・バトラー・トリオ)

 

 オーストラリア出身のもちろん3人組。ジョン・バトラーを中心とする3ピース・バンド。 

 動画は「Ocean」というインストの曲でトリオどころかソロ。しかも12分に渡る長い楽曲、ですがそんなこともうどうだって良いくらいに名曲。「Ocean」という曲名がぴったりくるくらいに美しい。

 ※真面目な話としてこの曲をご存知ないなら是非動画を見てほしい。本日の記事にもし仮に有用な情報があるとするなら、それはここ。本当にそれくらいにこの曲は素晴らしい。

 

3 The Pains Of Being Pure At Heart(ペインズ~)

 

 ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートはUSのインディ・ギター・バンド。一応ブルックリン出身。

 デビューアルバムではそのわかりやすアルバムジャケットからもわかる通り、シューゲイザーだのドリームポップだの90年代のギターサウンドの夢から醒めていないギタポファンを狂喜させた轟音系ギターバンド。

 でも今年リリースされた新譜の一部(すみません未購入です)を聴くと、いつまでも「夢見るギターバンドじゃいられない」とばかりに轟音色が薄れている印象。はあ、なんすか、もっと冷静になれよ。自分たちの演奏している姿を動画で確認しろよ。もっとうつむいてギターかき鳴らしたっていいんだぜ。

 ※あくまでも新譜については一部のみを聴いた印象。ごめんなさい。

 

4 SBTRKT(サブトラクト)

 

 SBTRKTがどんなジャンルなのかうまく言い表すことが出来ない。こういった言い方をすると、ああなるほど、SBTRKTというアーティストは既存のジャンルではうまく言い表すことができないような音を鳴らしているんだと思われるかもしれない。

 それは違う。

おそらく私の音楽に関する知識が足りないからよくわからないんだ。

お前はアフリカの部族か何かか?と思わせる仮面をつけて彼はDJ卓の前に立つ。その理由はウィキペディアにはこう記されている。

 「自分自身の正体を明かさずに音楽を表現したかったから。」

 「自分の作り出す音楽から、自分という存在を取り除きたかったから。」

 それにしちゃあ、お面が雑なんだ。適当かよ!と言いたくなる出来栄えだ。ヘタをすると顔が半分見えているし、幼稚園児が工作で作ったような完成度だ。

 SBTRKTは過去3回来日しているがその際にはSampha(サンファ)というヴォーカリストを毎回引き連れてやってきている。楽曲などを見るとこのサンファが関わる楽曲にはフィーチャリング・サンファと記載されているため、SBTRKTの一部というわけではなさそうだ。

 このサンファというヴォーカリストもSBTRKT同様、アフリカの部族を思わせる仮面をつけて歌う。ところで問題は、今回の来日にサンファが帯同するのかどうかもよくわらない。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっぁぁっぁぁっぁあああああ。

 何発狂しているのかって?そりゃあ叫びたくもなるさ、発狂もするさ。取り上げてるアーティストのジャンルはわからないし、鍵になりそうなヴォーカルが一緒にくるかどうかもわからないなんて記事書くのやめちまえ。

 SBTRKTの音についてはヴォーカルがない限りは実はわかりやすくて、音だけで言えばポスト・ダブステップと呼んで差し支えない。ただしポスト・ダブステップという言い方はなんだかダブステップを解体にとりかかってるみたいなイメージの想起となるのが普通だが、SBTRKTことアーロン・ジェロームがそんな複雑なことを考えているようには到底思えない。どちらかと言えば幼稚園児のまま大人のアーティストが実験、実験と言いつつ、絵の具をこね合わせて新しい色を制作しようとする試みに近いように思える。これはひとつの思いつきのなせる技ですわ。きっと。たぶん。

 

5 BIG WILLIE'S BURLESQUE FUJI REVUE

 フジロックといえばもちろんカフェ・ド・パリだと思うし、カフェ・ド・パリと言えばモヒートとかポールダンスもいいけどやっぱりBig Willie’s Burlesqueが一番だと思うんだけど、その魅力を書くにはここではあまりにもスペースが足りない。

 

 

6 The Flaming Lips

 

フレーミング・リップスはライヴが印象的なUSのインディ・バンド。サマーソニックには何度も出演しているもののフジロックは初めて。

 

名曲「ヨシミ・バトルス・ザ・ピンク・ロボッツ」も演奏されるはず。ヨシミって誰だよってボアダムスの人のことだよ。

Her name is Yoshimi 

She's a black belt in karate
Working for the city
She has to discipline her body

 この曲は訳詞をググると何故か関西弁で訳されているものが多い。

 あの娘はヨシミ

 空手の黒帯

 僕らの街のために

 いつも鍛えとんねん

 どういうことだよ。

 

 最近のライブのセットリストを見ると「Race For The Prize」や「Do You Realize??」はもちろんThe Beatles(ザ・ビートルズ)のカバーの「Lucy In The Sky With Diamonds」やThe Chemical Brothersケミカル・ブラザーズ)のカバーなどが演奏されている。

 ヴォーカルのウェインは独特でどこか頼りない声を持っていてどんな曲をカバーしようともフレーミング・リップスのオリジナル曲に書き換えることができる。頼りない声と書いたがこれは本当に素晴らしいことで、フレーミング・リップスが持つ他のバンドには決してない唯一無比の武器なんだ。彼らは自分たちの長所の使い方を心得ている。

 彼らは自分の武器の使い方が本当にうまい。そして心得ている。同様にライブでもその素晴らしさが串刺しにされている。幻想的であるとか、幸せであるとか、もうなんなら多幸感があるとか、そんな言い回しはどうだっていい。エンターティメント性が高くて、名曲がいっぱい、なんて素敵な話だろう。

 

7 Lorde(ロード)

 

 ロードは声だけを武器に戦うことのできる数少ないアーティストのうちの一人だ。

 

 彼女はオーストラリアの歌姫(出身はニュージーランド)。シンガーソングライター。1996年11月生まれということは只今17歳。欧米人の17歳女性ヴォーカリストは時としてとんでもない声出す。とても大人びていて、しっかりとした声を武器に歌う。フレーミング・リップスのウェインとは真反対。そんな系譜だ。

 ロードの楽曲はひどくシンプルだ。その楽曲は少ないアレンジと声とのみで成り立っている。そう声を強く全面に打ち出している。

  そんな大人びた声を出す17歳だから、もちろんステージ上でも風格がある。誰よりも堂々としていて貫禄がある。ある種すでに大御所であるかのように振る舞う。しかも彼女は全身を使って声をだす。まるで体そのものが声をだす楽器のようだ。

 

8 Jack Johnson(ジャック・ジョンソン

 

ハワイ出身のシンガーソングライター。ギター片手に弾き語ります。

日曜日、グリーン・ステージのトリを飾ります。

※文章が手抜きでグダグダに見えるのは気のせいです。日曜日の最後の方のステージの雰囲気を文章的に伝えているだけす。嘘です。力尽きただけです。

 

 

 

9 OutKast(アウトキャスト

 

 2人組のヒップホップ。フジロックでは時としてホワイト・ステージのトリにヒップホップが降臨する。

 私は以前にも書いたが、私はヒップホップがわからない。それでも彼らがエンターティナーであることは理解出来る。おそらくそのステージはホワイトステージのトリに相応しいエンターティメントになると思う。

 

 

 

 

 

 そんなわけで3日目についても書き終わりました。もし仮に3日間とも読んでいただいた方がいるとするならば、申し訳ないとしか言いようながない。まさかここまでひどい駄文を書き連ねることになるとは自分でも思わなかった。もう、本当にあなたの時間は無駄そのものだった。まだ、もしも余裕があるなら、まともな「フジロックまとめサイト」などをおすすめする。このブログは「おすすめサイト」のカウンターしてのみ存在しているが、まさか、こんなに役に立たない事を書き連ねるとは自分でも思っていなかった。あなたがフジロック初心者などでなく、時間を持て余していたことを祈るばかり。関係ないけど「持て余す」と「萌え海女(あま)」は語感が似てるよね。

 でも有効な時間の使い方って難しい。なんだかんだで、iPhoneとかiPadのアプリとか無駄にインストールして例えばパズドラみたいなゲームやっちゃうだけだ。

 

 話がそれたので話をフジロックに戻す。「カフェ・ド・パリはフジロックで一番変なステージ」と司会の人が昨年フジロック2013の時に言っていた。私も順番をつけるとするなら一番(変な場所だと思うの)はカフェ・ド・パリ。フジロックの中でフジロックの事を忘れる場所。最奥地ですが皆様もお時間に余裕があればどうぞ。

 そんなわけであなたが今後時間の使い方を間違えないこと、幸福な人生を過ごせること、の両方を祈っている。騙されてカフェ・ド・パリに行かないことを祈っている。それでは。

 

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