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ソニックマニア2015 見たいアーティストのメモ

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 気がつけば開催一週間前となってしまいましたが、今年はソニックマニア2015見たいアーティストのメモを残していきたいと思います。

 去年はサマソニから始めて、残念ながらソニックマニア(通称ソニマニ)にたどり着きませんでしたので、今年はソニックマニア側から始めたいと思います。

 結果としてもっと残念なことにサマソニに辿りつけない可能性がございますが、その際はご容赦を。

 今年のソニックマニア2015は近年と同様、幕張メッセでサマソニ前日の金曜日に開催され、今回も3つのステージが同時進行する形となります。それぞれが、マウンテンステージ、ソニックステージ、レインボウステージという名称となっています。

 翌日に開催されるサマーソニックと同様の割り振りで、タイムテーブルもすでに発表済みですね。

 というわけで、8月14日(金)の夜22:00にマウンテンステージでPerfume(パフューム)のステージからはじまり、その直後22:20にソニックステージで、Madeon(マデオン)、さらにDjedjotronicがレインボウステージで22:30にパフォーマンスをスタートさせます。

 ソニックマニアはオールナイトのイベントということになりますので、終演は午前5時前。ちなみに開場の最寄り駅、海浜幕張駅の始発時間は東京行き/蘇我行きともに5時ちょうどくらいなので、そのまま朝を迎えることも可能です。

 

 文章を書くことが久しぶりな気がしています。久しぶりといっても今までを考えればそこまでインターバルがあったわけではないですが、とにかく間にフジロックを挟んだこともあって、ちょっと頭の中が真っ白になったこともあり、文章の感じがいつもと異なりバカ丁寧な感じがございますが、ソニックマニアの出演者/アーティスト紹介を書いていけば平常運転になるのでは?と思いつつこの記事を書いております。

 

 そういえば冒頭の写真というか画像はソニックマニア2013のものです。昨年のソニックマニアは不参加でしたので。写真はステージではなく、幕張メッセ内の飲食スペースの様子です。ソニックマニアでは、翌日のサマーソニックの幕張メッセ内で営業している店舗がそのまま営業しているため、食事やドリンクに関してはあまり不自由しません、が、深夜時間帯の酒/アルコール類の販売は私の記憶では定かではありませんので、ご注意を。オフィシャルバーは確実にアルコールは売っていないと思われます。

 

 そんなわけで、私が気になるソニックマニアの出演アーティストメモスタートです。ただし、今回の参加アーティストは私の知らないアーティストが多く、むしろ、知っているアーティストで押し切っている残念な形のメモであることを最初にお知らせしておきます。要するに、アレだ。パフューム!電気グルーヴプロディジー!終了みたいな。真面目な話として、ほぼほぼ、今記載した内容でこのメモは終わります。

 

 とにかくそれではスタートです。

 

 

Perfume(パフューム)

 パフュームは広島県出身の女性3人からなるアイドル/エレクトロポップ/エレクトロダンス・ユニット。

 ソニックマニアのトップバッターはご存知パフューム。

 現在もっとも違和感なくロックフェスに出演することを許されているアイドル系ユニット。2013年のロック・イン・ジャパンではヘッドライナーを務めるなど、その勢いは2015年の今も何ら変わりない。

 圧倒的な動員力/動員数を誇り会場全体に一体感を持たせるパワーはこの系統のアーティストでは随一。特にサマソニ、ソニマニでは入場規制を何度も引き起こしていて、身動きが取れないくらいのオーディエンスを集めることが多い。

 最近のライブではセットリストに「Pick Me Up」「Relax In The City」「ねぇ」「FAKE IT」あたりがよく入っている。もちろん大定番にして名曲「チョコレイト・ディスコ」も。

 またMCも印象的で、前回のサマソニでは「歯磨きの歌」を歌ったり、ソニックマニアでの出会いを煽ったり、とにかくオーディエンスをわかせることに長けている。

 

Madeon(マデオン)

 マデオンはフランス出身のEDM系DJ。1994年5月30日生まれ。エレクトロニカ/ダンス、ハウス、エレクトロ・ポップといった電子系のジャンルを行き来し、大枠のEDMという音楽ジャンルを形成するアーティストのうちの一人。

 今回のソニックマニアの最大の目玉にして、ある種のビッグネーム、マデオン。

 DJ卓の前に立ち、ラップトップコンピュータといくつかの機材で音楽を奏でる男。

 

 EDMは本当に音楽なのか?という疑問は私の中にはある。

 客を煽って、煽って、分かりやすいコール&レスポンスを要求し、それはどこまで行っても享楽的だ。思考などというものはいっさいない。反射神経を競うゲームのようでもある。オーディエンスの行動もある種、画一的にならざる得ない。私たちは、アーティストに反応する機械と化している。アーティストがあの行動をとったら私たちはこういうことをしなければいけない。この曲のこの場面ではこの行動。それは一部のJ-POPの、ロキノンと呼ばれるアーティストの、アイドルの、ライブやコンサートで見られる光景と一緒だ。そんな風景を見たくて私は洋楽アーティストのライブを訪れているわけではない。

 ロックが自由さを失い、均一な行動を要求するようになった。そこで私たちは逃げ道としてダンス・ミュージックを得た。ダンスミュージックはオーディエンスにとってはどこまでも自由なはずだった。

 フェスの規模が発展し、たくさんの新しいフェスが乱暴に製造されていく過程で、客を煽れない、ただ演奏するだけのアーティストたちはどんどん控えめな存在になっていった。自由で気ままで約束事なんて何もないはずのダンス・ミュージックにおいても、その流れを食い止めることはできなかった。

 それがつまりEDMの登場だ。EDMのDJ達は皆、若い。音楽の歴史など知ったことかと、次々にポップでキャッチーで初めて曲を聴くオーディエンスたちの心をときめかせるトラックを発表していく。彼らは才能にあふれている。愉快で、享楽的で、すべてにおいて最高のナンバーが世に次々と排出された。10代前半に音楽を世界に向けて配信できる時代に育った彼らは何もかもがおっさんどもと違う。EDMはすべてを包み込んだ。

 ところが不思議なことが起きる。

すべてにおいて最高のナンバーが次々に世にでたことにより、音楽は、特にオーディエンスの行動は退屈になった。世界の音楽がJ-POP化した。

 これが私の考えるEDMの歴史だ。

 ここでひとつの疑問がふつふつと湧いてくる。音楽が退屈になるなんてありえるのか?ということだ。つまり、そもそもEDMは音楽ですらないんじゃないのか、という仮説だ。

 すべてのEDMをマデオンに押し付ける態度もどうかとは思うし、マデオンがEDMなのかという問題もある。けれど、この思いが、この仮説が本当なのかどうかを確かめに、ソニマニ/サマソニに出かけたいと思っている。

 

 まあ時間がかぶっているパフュームを見るから、ほぼマデオンは見られないと思うんだけどね。 

 

Marilyn Mansonマリリン・マンソン

 マリリン・マンソンはUS出身のインダストリアルメタル/ハードロック/ゴシックロック・バンド 。

 

 今回のソニック・マニアに登場する出演者のうち、もっともバンド然としているアーティストということになる。

  ダンス勢が多い中で孤軍奮闘する形となるマリリン・マンソン。けれど時間帯的にもステージ的にも室内の深夜が似合うゴシック系インダストリアル・メタル系バンドなので問題ない。と言いたいところだけれど、パフューム→マリリン・マンソンという違和感ありまくりの並び。パフューム目当てのお客さんがそのまま残留しマリリン・マンソンを見て度肝を抜かれると思うと大爆笑だ。

 

 マリリン・マンソンのデビューは90年代の中頃ということになり、インパクト重視のビジュアル、ある種の出落ち感と設定で、まさか現在にいたるまで長期間に渡り活動を続けるとは、個人的な感想としては、あの頃には夢にも思わなかった。

 デビュー当初のインパクトもさることながら、現在では少し小太りのおっさんがゴシックで半裸な佇まいでライブ・パフォーマンスをするなど、ある種、衝撃映像的な存在となりつつある。間近でみるとショック死をする可能性もあるので、心臓に負担のかかる行為を避けたい方にはおすすめしない。特に女性のかたは要注意。

 あの独特のゴシックなファッションというか服装というかカッコウというか出で立ちを中年となった今でも変わらず続けているマリリン・マンソンにはある種のロック魂を感じざる得ない。

 

The Prodigy(ザ・プロディジー

 ザ・プロディジーはUK出身のパンク/エレクトロ/ダンス・バンド。

 中心メンバーはリアム・ハウレットでキース・フリントとマキシムという二人のMC/ダンサーを持つ。

 ライブはサポートメンバーによる完全なバンド形態で現在の枠組みはエレクトロニカ/ダンスではなくエレクトロ/ダンスということになる。 

 

 今年3月に前作から6年ぶりとなるニューアルバム「The Day Is My Enemy」が発表されている。この音が非常にプロディジーっぽいというか暴虐のかなた、という雰囲気を醸し出している。

 ソニックマニアはそもそも深夜の時間帯ゆえに集まりやすい弱冠ヤンキーよりとも感じられる客層ゆえか、それとも運営会社のクリエイティブマンの夜のイベントなんてこんなもんだろ的な仕切りのせいなのか、夏という季節柄開放感のある若者が集っているせいなのか、あるいはその全てだからなのかはわからないけれど、ある種カオスな状況になりやすいイベントだ。

 そんな状況でプロディジーの怒りに満ち溢れたサウンドは多いに期待が出来る。過去には一度サマーソニックでもThe Verve(ザ・ヴァーヴ)がヘッドライナーの時に、クロージングという形で実質のトリを引き受けたこともあるが、その時よりも、こちらのソニックマニアの混濁したステージの方が彼らには似合っている。

 もちろん新譜をひっさげての登場ということになるので、セットリストは新譜が多く演奏されることになると思われるが、定番曲の「Breathe」だの、「Firestarter」だの、「Smack My Bitch Up」はおそらく普通に披露されるはず。

 新譜の「The Day Is My Enemy」そのものも名盤といってしまうの言い過ぎではあるけれど、良いアルバムではあるというのが私の正直な感想。2015年に購入したアルバムの中でも私が聴いている回数が多いアルバムのひとつでもある。 

 

電気グルーヴ

 電気グルーヴは日本のエレクトロニカ/ダンス・デュオ。

 登場は午前2時30分からとのこと。個人的にはけっこう辛い。

 フェスの時の電気グルーヴは通常MCはほとんどなく、あったとしてもおそらくは一言二言で、歌ものよりはどちらかと言えばダンスチューンが中心の場合が多い。

 ダンス・チューンが多いといっても「Shangri-La」は演奏されるが「N.O.」は演奏されないとかそんなイメージ。

 

 

まとめ

 ええ、ええ、皆さんの言いたいことはよく分かります。

 たくさん登場するDJ系アーティストをほぼ無視かよ。というくらいに浅い感じでとりあげています、今回のメモです。

 Boys Noizeボーイズ・ノイズ)、Krewella(クールウェラ)とかCarbon Airways(カーボン・エアウェイズ)、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)をガン無視かよと言われるかもしれませんが、まあ私の知識が足りていないということで、どうかひとつよろしくお願いします。カーボン・エアウェイズはかなり興味があるんですが、プロディジーの真裏なので、まあ見ることはないんじゃないだろうか、と思っています。どうでもいいですけど、カーボン・エアウェイズは音的になんとなくBPMのゆるいプロディジーみたいなところありますよ。女性2人組なんですけど。

 

 ソニックマニアの開場/入場時間そのものは20:00ごろで、おそらく今の勢いならばチケットは売り切れないはず。当日券も発売されるはず。

 一応深夜の入場に際して年齢制限のあるイベントなので、年齢確認のためIDチェックがあります。要する顔写真付きの身分証明書が持ち物として必要になります。

 混み合ってくるとドリンクチケットの交換もしにくくなるので早めに入って、物販などでTシャツとかグッズを見つつ、食事をしつつ、ドリンクを確保しつつ、マウンテンステージの後ろくらいを確保すればいいんじゃないのかと思っております。で、時期が来たらマデオンに移動してチャラい感じで「ウェーイ」「ウェーイ」って言っていれば最高なんじゃないのかと。マデオンのことをバカにしすぎですかね。そのあとの時間帯は酒を買いつつ、ボーイズ・ノイズマリリン・マンソンかポーター・ロビンソンを見て、プロディジータイムに突入。そのあとは流れで電気グルーヴ。ホテルに戻って寝る。こんな感じです。仮眠を床でとったらそのまま朝になるぞ。

 ソニックマニアは再入場の可能/不可能が私のおぼろげな記憶では、あまり事前にアナウンスされておらず、おそらくはスタンプで再入場できるはずなんですが、けっこう自信がないです。ので、途中で抜けるのは若干危険。

 ええと、なんのためにこんなことをブログに書いているのかといえば、すべて自分ようです。やっぱりフェスの持ち物一覧とか自分のために書いた自分専用メモが一番役に立ちますよ実際。

 

 そんなわけで予習をかねていくつかのアーティストをピックアップした「ソニマニ2015 見たいアーティストメモ」ここまでです。ソニマニの雰囲気を一切伝えることのない、新しい音楽との出会いをいっさい無視したアーティストばかりを選んでいますが、いかがだったでしょうか。

 余裕があれば引き続きサマソニ版を記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

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