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なんとかDJ

フジロック2019のヘッドライナーとしてのケミカル・ブラザーズ

  今年のフジロックのヘッドライナーは The Chemical Brothersケミカル・ブラザーズ)。このケミカル・ブラザーズについて何かを書きたい。

 書きたいとはいえケミカル・ブラザーズの新譜「No Geography」は4月に入ると程なくリリースされる。ので、本格的に何かを書くのはこの新譜を聴いてからとしたい。

なぜ「なんとかDJ」なのか 

 ケミカル・ブラザーズの新譜がリリースされたならば、その時にまとめてケミカル・ブラザーズの過去作の感想なども一気に書こうと思ったが、それまでの間につなぎとして私のテンションを高めるために何かを書きたいと考えた。

 それが今回の文章「なんとかDJ」となる。

 「なんとかDJ」とはもちろんケミカル・ブラザーズの愛称の一つとなるが、彼らがそう呼ばれている原因は彼らの代表曲「Hey Boy Hey Girl」にある。

 有名な曲であり、そもそも「なんとかDJ」でこのサイトに辿りついている方がこの曲を知らないとは考えにくいが、まずはご覧いただきたい。

Youtubeの動画は理由もなく消えることもあるので複数貼っておく。上のほうがよりおすすめ。ただし2つめ目の11分27秒あたりはさすがウッドストックみたいな映像もある。)

 

 見ていただくと分かるが、歌詞らしきものが

「Hey Girls Hey Boys xxxxxxxDJs Here We Go!」

だけの曲である。

しかも、ちょうどxxxxxxxDJsの部分だけが聞き取れないので、面倒くさくてファンやリスナーから「なんとかDJ」と表現されている。 

 ちなみに xxxxxxxDJsの部分はSuperStarDJ'sだ。

確かにスーパースターDJ’sとはパッと聞き取りづらい。

 

夏フェスでのケミカル・ブラザーズ

 ケミカル・ブラザーズのライヴを夏フェスで2回ほど見たことがある。

 2011年のフジロックと2015年のサマーソニック

 逆に言えば2回しか見たことがない。

 これには理由があって00年代が始まった頃ケミカル・ブラザーズは一つの役割を終えたように私は感じていた。

 これは決して彼らの責任ではなく、私が00年代に突入したと同時に音楽を聴く気持ちがいったん遠ざかってしまったからであり、90年代に絶頂期にあった彼らの存在は私の気持ちの中でリストラの対象となったに他ならない。

 00年代中頃、私は再度新しい音楽を聴く気持ちを復活させたが、私の中でケミカル・ブラザーズの存在はある種過去のものとなっていた。

 ところが10年代最初の年に彼らの出した7thアルバム「Further」はとんでもない傑作だった。これは後付けになってしまうが7thアルバム「Further」は2010年以降に発表されたすべての音楽関連のアルバムの中で最も優れたアルバムであると私は考えている。

 そのときにはそんなことは考えていなかったが、おそらく本能的な部分でこの名盤7thアルバム「Further」を作った彼らのライブを是非見ておきたいと感じていたからであろう。

 メンバーの一人であるエド・シモンズは2014年以降ライブには参加していないとのことだが、それでも彼らのライブで彼らの力は衰えてはいなかった。

 今回の9thアルバム「No Geography」がどのようなアルバムで、どのようなライブを今回展開するのかはまだわからないが、フジロック2019でのケミカル・ブラザーズのパフォーマンスと映像が楽しみではある。

 

 

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