音楽
今年(2015年)のフジロックに関してある噂が流れていた。 噂の内容は後ろ向きなものだった。 その噂の始まりは2014年のフジロック最終日3日目までさかのぼる。 退場ゲートのところにある「SEE YOU NEXT YEAR」の文字が例年と異なるものだったからだ。文言と…
2015年のトッドラングレン 音楽評評論家の渋谷陽一に言わせればトッド・ラングレンの音楽表現の原点は「怒り」だそうだ。 フジロック・フェスティバル2015でのトッド・ラングレンのパフォーマンスは圧巻だった。フジロック当日およびその直後の苗場関連でTwi…
フジロックのFKAツイッグス 2015年のフジロック。ホワイトステージには一人の獣が現れた。アーティストの名前はFKAツイッグス。その圧巻のステージの感想をここに記す。 LP1/FKA twigs → link FKAツイッグスのライブ 女神転生というRPGゲームをご存知だろう…
Night Visions/Imagine Dragons → link 今年のサマーソニック東京2日目。とんでもないものを見せられた。 バンドの名前はイマジン・ドラゴンズ。 アメリカ・ラスベガス出身のロック・バンド。その音のスケールは果てしなく大きく、そして今時珍しいスタジア…
2015年のサマソニ 2015年の夏もっとも衝撃的だったのはディアンジェロのライブだった。 Black Messiah/D'Angelo And The Vanguard → link 2014年の年間ベストアルバム 話は2014年の12月初旬にさかのぼる。 いろいろな雑誌や音楽評論家、音楽ファンたちがそれ…
1日目に引き続き、サマソニ2015東京 2日目つまり日曜日のリストです。今回は物理的に時間がないので駆け足で行きますよ。 1日目と同様、私が私の知識の中で、このアーティストが、出演者が見たいんじゃ!と思ったリストというかメモです。 Smallpools(スモ…
今年もやります。 「サマソニ東京のこのアーティストが目玉なんだリスト」です。 まずは1日目、つまり土曜日の方から。 もちろん選ぶのは私ということになりますので偏った少ない知識の中から頑張って選んでいきたいと思う所存であります。 前回のソニックマ…
気がつけば開催一週間前となってしまいましたが、今年はソニックマニア2015見たいアーティストのメモを残していきたいと思います。 去年はサマソニから始めて、残念ながらソニックマニア(通称ソニマニ)にたどり着きませんでしたので、今年はソニックマニア…
フジロック2015 3日目の見たいアーティストとか出演者とかのメモです。 3日目ということは最終日、日曜日のメモにあたります。 1日目、2日目に引き続き、ついに3日目となります。 ずらずら並べただけで13組もいます。やばいです。私は本当にこんなに見たいん…
フジロック2015 2日目つまり土曜日に見たいアーティスト、出演者メモです。 ここに来て急激に体調が悪化し、フジロックに参加どころかこの記事を書き上げられるかどうかも危ぶまれている今日このごろです。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 それでは2日目の…
今年もフジロック2015が近づいてまいりました。 例年にもまして、盛り上がっていないです。 とはいえ、今年もやりたいと思います。少ない知識を総動員して、私が個人的に見たいと思っているアーティストの動画をペタペタと貼りつけていき、何の役にも立たな…
LP1/FKA twigs → link 昔、村山実二世、と呼ばれた投手がいた。 もちろん村山実二世とは、村山実の実子つまり血統的な二世のことを指すわけではない。 村山実二世の前にまずは村山実本人について。 ザトペック投法という名前の投げ方がある。 かつての阪神タ…
フジロックフェスティバル2015の土曜日のヘッドライナーとしてMuse(ミューズ)がやってくる。 ミューズはUK出身のロックバンド。もう少しだけ丁寧に言えばオルタナティブ・ギター・バンド。1999年にアルバム「ショウビズ」でデビュー。ボーカリストの声質な…
Greatest Hits/Foo Fighters → link 小沢健二は1994年「10年前の僕らは胸をいためて『いとしのエリー』なんて聴いてた」と歌っていたが、それもついに20年以上前の話となってしまった。 Foo Fighters(フー・ファイターズ)のデビューはその翌年の1995年という…
90年代。気がつくとRide(ライド)は終わっていた。けれど実際どのタイミングでライドが終わっていたのかということは私には難すぎてわからない。 ライドは90年代初頭、赤ライド、黄ライドと呼ばれる2枚のEP盤をたずさえてインディ・ロックシーンに颯爽と登場…
気がつけば4月も終わりが近づきもうすぐゴールデンウィーク。すでに今年の夏フェス、サマーソニックもフジロックもヘッドライナーの発表はとっくの昔に終わっている。それどころかフジロックは第8弾、サマソニは第6弾まで発表されている。この二つのフェスは…
私が見つけた古いロッキング・オンについて書こう。 2010年を超えてからのロッキング・オンはぺらぺらだ。私がロッキング・オンを読み始めた90年代とは雑誌の厚さが違う。その厚さとは文章の密度のことではない。物理的な、雑誌の厚さのことだ。とにかく最近…
最近の夏フェスでの風景 スマホを皆が持つようになって久しい。イベントや観光地で自撮りをする若者も増えた。その中で登場したのが自撮り棒だ。夏フェスでの自撮り棒の取り扱われ方について書いた。 Anero 自撮り棒 セルカ棒 Bluetooth iPhone/Android スマ…
出演アーティストが何度も何度も「コーチェーラー」と叫ぶフェス、カルフォルニアのコーチェラ・バレーで開催されるヤシの木と観覧車と動画配信が印象的なフェス、それがコーチェラ・フェスことコーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェス…
今年もコーチェラのライブ中継の季節がやってきた。そしてこれは夏フェスの幕開けでもある。 オーストラリアでビッグ・デイ・アウトというフェスが1月にあるものの、世界の夏フェスはやはりこのコーチェラからはじまる。 4月にあるフェスが夏フェスなのか?…
Beavis And Butt-Head Do America: Original Motion Picture Soundtrack 村上さんのところ 作家の村上春樹が今年(2015年)の1月15日から期間限定の企画として「村上さんのところ」という名の公式サイトをオープンさせている。 このサイトでは、もうすでに募…
海外のアーティスト、洋楽のCDはいつの頃からか輸入盤を買うようになった。 逆に言えば最初はずっと国内盤のCDを買っていた。 国内盤と輸入盤の違いを以下羅列する。 輸入盤の方が安い。発売が早い。 場合によっては国内盤は発売すらされないこともある。 国…
誰が呼んだかロンドンのコギャル 最近Shampoo(シャンプー)の「We Are Shampoo」というアルバムをよく聴いている。 We Are Shampoo/Shampoo → link 90年代のシャンプー狂騒曲 シャンプーは90年代の洋楽シーンを一瞬だけ席巻したアイドルグループで「Trouble」…
「Baby's on Fire」について語りたい。 そしてここに書かれているのは私がいかに「Baby's on Fire」が好きかという妄想の物語でしかない。 25/電気グルーヴ → link 電気グルーヴの25周年記念ミニアルバム「25」について何かを書くか、その「25」の冒頭M1を飾…
まとめ ※今回は電気グルーヴが2008年にリリースした「J-POP」というアルバムについて何かを書こうとしたが、力及ばず90年代の電気グルーヴについて薄っぺらな感じでふれただけで中途半端なところで力尽きた。本編の「J-POP」というアルバムの感想までたどり…
Now 50: That's What I Call Music/Various Artists → link ずっとずっと疑問に思っていることがある。それは「洋楽」というものについてだ。私はいまだに「洋楽」というものがよくわからない。 今日はなんだかよくわからないことをダラダラ書く。とりとめも…
Give Out But Don't Give Up/Primal Scream → link もう7日も前のことになってしまうけれど、9月11日にこんなニュースが流れた。 悲しいお知らせです。プライマル・スクリームの創設メンバーであり、そのギター・サウンドの要であった ロバート“スロブ”ヤン…
Lullaby & The Ceaseless Roar/Robert Plant → link サマソニと出会いの関連性とは サマソニが終わってから暫く経つ。最近の私の日課は死んだ目でこのブログのアクセス解析、正確には検索ワードによる流入を見ること。この薄っぺらなブログこと「vs. おすす…
TRUE/Avicii → link 暫くの期間だらだらと無意味な更新をする。最低でも5記事分。これには理由があって、このブログ「vs. おすすめ」は現在トップページから見るとフジロックとサマソニ関連の記事がやたら長い上さらに追い打ちをかけるようにアーティストのY…
ファッションモンスター/きゃりーぱみゅぱみゅ → link 何かの衝動に駆られてこのエントリを書いている。 それは強迫観念に近いものだ。ある種の恐れと言ってしまっていい。もしくは使命感かもしれない。言うなれば歴史的使命感。または周回遅れを取り返そう…