雑文
高校生の頃の話 昨日の夜。急な坂道を歩いていた。ふいにRCサクセションの多摩蘭坂という曲を思い出した。 私は中学生から高校生くらいまでの時期、忌野清志郎とRCサクションの事が大好きだった。RCサクセションは何枚も何枚もベストアルバムを出すグループ…
グランドジャンプ 2017年 4/19 号 [雑誌]/ → link 今年(2017年)の春からコージィ城倉が「プレイボール」の続編を描いている。 「プレイボール」とはもちろん、ちばあきおが自身の作品「キャプテン」で初代のキャプテンを務めていた谷口が中学を卒業した後…
2016年の個人的なまとめについて 個人的なまとめを、2016年の個人的なまとめをざっくりと書きたい。 2016年は後々で確認すると、おそらくは、私にとって転換となる年として思い出されるはずだ。 なので先制攻撃として、出来る限りの記憶を絞り出してここに記…
ヤサグレ日記 フジロック2016に出演予定だったThe Avalanches(ザ・アヴァランチーズ)の出演キャンセルになったのでやさぐれている。そもそも2人組となってしまいDJセットしか出来ないザ・アヴァランチーズにどれほどの価値があるのかは疑問だったけれど、…
BLACK TRACK(初回限定盤)/SOIL&"PIMP"SESSIONS → link 1日券売り切れのニュース 昨日7月8日、フジ・ロックフェスティバルのオフィシャルホームページを見ていて驚いたことがありました。 それはこんな記事がニュースとして取り扱われていたからです。 7/24(…
真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) → link 真田丸というタイトル 久しぶりにNHKの大河ドラマをここまで比較的きっちり見たのでその感想などを書きたいと思います。 数年前、2016年の大河ドラマのタイトルが「真田丸」になると発表され、その主人公が…
小沢健二はおそらくは未来人だ。 しかもタイムリープしてる。 2016年5月31日の小沢健二・ライブツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」名古屋公演1日目を見てそう思った。 小沢健二のライブ(名古屋公演1日目)の感想を少しだけ書きたい。 最初に も…
あらすじ 本書「ロッキング・オン天国」は90年代、UKロックを中心に据えて音楽雑誌ロッキング・オンの発行部数を2倍に伸ばした名物編集長・増井修の激闘の思い出話である。 ロッキング・オン天国/増井修 → link もしかしたら、ロッキング・オンという言葉を…
最初に 少し前に1995年を境に、創作に対してお客さんが求めるものが変わってきた、というような記事があった。 実は私はこの話にちょっと思うところがある。 と、同時に1994年に発売された小沢健二の2ndアルバム「LIFE」の感想も書きたい。 LIFE(ライフ)/小…
若い世代と音楽について話をしたことがある。少しばかり驚きがあった。 彼らが自分の好きな音楽のことを話す時「好きなジャンルはロキノン」とあっさりと口に出すことがある。その表情には屈託がなく、何者にも臆することがない。 何が私を驚かせているのか…
村上春樹のはじまり 初期の村上春樹は意図的に日本的な匂いがするものを遠ざけていたように感じる。 一般的に村上春樹のイメージと言えばビートルズ、スパゲティ、アメリカ文学あたりだろうか。 どこまでが初期なのかについては人それぞれ考えが異なってはく…
今年(2015年)のフジロックに関してある噂が流れていた。 噂の内容は後ろ向きなものだった。 その噂の始まりは2014年のフジロック最終日3日目までさかのぼる。 退場ゲートのところにある「SEE YOU NEXT YEAR」の文字が例年と異なるものだったからだ。文言と…
罪と罰のテーマとは 皆さんはドストエフスキーの「罪と罰」を読んだだろうか。 ラスコーリニコフという主人公が「一つの罪は百の善行によって償うことができる」という思い込みの元に計画を立て金貸しの老婆を殺すまでは良かったものの、偶然その場に現れた…
2015年のトッドラングレン 音楽評評論家の渋谷陽一に言わせればトッド・ラングレンの音楽表現の原点は「怒り」だそうだ。 フジロック・フェスティバル2015でのトッド・ラングレンのパフォーマンスは圧巻だった。フジロック当日およびその直後の苗場関連でTwi…
フジロックのFKAツイッグス 2015年のフジロック。ホワイトステージには一人の獣が現れた。アーティストの名前はFKAツイッグス。その圧巻のステージの感想をここに記す。 LP1/FKA twigs → link FKAツイッグスのライブ 女神転生というRPGゲームをご存知だろう…
最初に 皆さん、本を積んでますか。 私はかなり積んでいます。百冊はすでに大きく越えているくらいに積んでいます。もはや読む時期を逸してしまった本もかなり多数存在しています。 積ん読本棚 幅35×高さ130cm (シルバー) → link ちょうど去年の今頃でしょう…
地下鉄の駅構内に貼ってある広告 名古屋の地下鉄を利用していると時折、こんなポスターがどーんと貼ってあってびっくりする。 その名も「お嬢様聖水」。名古屋の地下鉄構内のコンビニで絶賛発売中のエナジードリンクの名称である。 お嬢様聖水 10本セット → …
あらすじ この文章は2014年頃、週刊漫画雑誌「モーニング」に掲載されていた猫田ゆかり作「SAKURA TABOO(サクラータブー)」の連載とその不思議な読後感のある最終回をもとに、私が思う「打ち切り」についての感想と、その後の猫田ゆかりについて書かれた私…
完全防水 ! エンジニアレインブーツ 雨 雪 (ブラウン, 23.5cm-24.0cm) → link 今日もいつものように死んだ目でグーグル・アナリティクスを眺めているとこんな検索キーワードでこの「.vsおすすめ」にやってきている人がいるではないですか。 「サマソニ 長靴…
ザトペック投法と村山実 前のブログ記事でFKAツイッグスのアルバムレビューをするふりをして村山実のザトペック投法について書いた。 けれど実のところ私は村山実の現役時代のことはよく知らない。 村山実について知っているのは辛気臭い顔で阪神タイガース…
今日はお金のことでピーピーいう内容です。だいたいしみったれてます。 最初に言っておきたいんですが、この記事のタイトルに深い意味はありませんし、特に次に何かが来るとか予想していないです。 もし何か意味があるとするならば去年までのフジロック楽し…
『iPhone・各種スマートフォン対応 魚眼 広角 マクロ 3in1レンズ 挟むだけで簡単装着 ブラック』→ link 誠に申し訳ございません。 ブログ記事のタイトルは本気で適当につけました。思いつきってやつです。 本文に電気ウナギとかいっさい出てきません。全国の…
Greatest Hits/Foo Fighters → link 小沢健二は1994年「10年前の僕らは胸をいためて『いとしのエリー』なんて聴いてた」と歌っていたが、それもついに20年以上前の話となってしまった。 Foo Fighters(フー・ファイターズ)のデビューはその翌年の1995年という…
私が見つけた古いロッキング・オンについて書こう。 2010年を超えてからのロッキング・オンはぺらぺらだ。私がロッキング・オンを読み始めた90年代とは雑誌の厚さが違う。その厚さとは文章の密度のことではない。物理的な、雑誌の厚さのことだ。とにかく最近…
最近の夏フェスでの風景 スマホを皆が持つようになって久しい。イベントや観光地で自撮りをする若者も増えた。その中で登場したのが自撮り棒だ。夏フェスでの自撮り棒の取り扱われ方について書いた。 Anero 自撮り棒 セルカ棒 Bluetooth iPhone/Android スマ…
出演アーティストが何度も何度も「コーチェーラー」と叫ぶフェス、カルフォルニアのコーチェラ・バレーで開催されるヤシの木と観覧車と動画配信が印象的なフェス、それがコーチェラ・フェスことコーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェス…
今年もコーチェラのライブ中継の季節がやってきた。そしてこれは夏フェスの幕開けでもある。 オーストラリアでビッグ・デイ・アウトというフェスが1月にあるものの、世界の夏フェスはやはりこのコーチェラからはじまる。 4月にあるフェスが夏フェスなのか?…
ガラスの城 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)/わたなべまさこ → link 私はこのブログでは気がつけば村上春樹と電気グルーヴの話しかしていない気がする。 そんなわけで今日は村上春樹の話。 村上春樹の期間限定サイト「村上さんのところ」が更新される度に…
就職難!! ゾンビ取りガール(2) (モーニング KC)/福満しげゆき → link この文章は一言で言ってしまえば電子書籍に対応できないおっさんの愚痴そのものでしかない。 私が以前漫画について書いたのは2014年の9月のことだろうか。 あの時に取り上げた「就職難!…
Beavis And Butt-Head Do America: Original Motion Picture Soundtrack 村上さんのところ 作家の村上春樹が今年(2015年)の1月15日から期間限定の企画として「村上さんのところ」という名の公式サイトをオープンさせている。 このサイトでは、もうすでに募…