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vs. おすすめ

おすすめブログのカウンターとして始めたはずが、気がつけば薄っぺらなブログ

読書

ロッキング・オン天国/増井修

ロッキング・オン天国/増井修 → link ロッキング・オンとは増井修そのものだ。 もしかしたら、ロッキング・オンという言葉を聴くと、あなた方は茨城県ひたちなか市で毎年8月に開催されているあの夏フェスもしくはそこに登場するようなバンドのことを思い出す…

若い読者のための短編小説案内/村上春樹

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)/村上春樹 → link 初期の村上春樹は意図的に日本的な匂いがするものを遠ざけていたように感じる。 一般的に村上春樹のイメージと言えばビートルズ、スパゲティ、アメリカ文学あたりだろうか。 どこまでが初期なのか…

観客とオーディエンスとお客さんとドストエフスキー

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)/ドストエフスキー → link 皆さんはドストエフスキーの「罪と罰」を読んだだろうか。 ラスコーリニコフという主人公が「一つの罪は百の善行によって償うことができる」という思い込みの元に計画を立て金貸しの老婆を殺すまでは良かっ…

最近積んでる本 2015年10月版

積ん読本棚 幅35×高さ130cm (シルバー) → link 皆さん、本を積んでますか。 私はかなり積んでいます。百冊はすでに大きく越えているくらいに積んでいます。もはや読む時期を逸してしまった本もかなり多数存在しています。 ちょうど去年の今頃でしょうか。「…

花冠の志士 小説久坂玄瑞/古川薫

花冠の志士 小説久坂玄瑞 (文春文庫)/古川薫 → link あなたは久坂玄瑞についてどれほどご存知だろうか? 例えば私はそれなりに幕末を舞台とした物語が好きだ。 少なくとも明治維新以降の日本よりも、鎌倉時代よりも平安時代よりも室町時代の文化史よりも、私…

陳舜臣と中国の歴史小説

秘本三国志(一)/陳舜臣 → link 1月の終わりに作家の陳舜臣が亡くなったというニュースが流れた。このニュースを聞いた時、私は少し驚いた。実は私はこの時まで陳舜臣という作家が存命であったことを知らなかった。いや、そもそも陳舜臣という作家について…

おしゃれな文体

わたせせいぞうオリジナルカレンダー2015年度版 → link 今日も八つ当たりから始めよう ご存じない方のために最初に説明しておくとこのブログ「vs. おすすめ」は八つ当たりから出来ている。詳しい成分比としては八つ当たり60%、嘘38%、世界への深い愛1%、…

アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)/伊坂幸太郎 → link 「アヒルと鴨のコインロッカー」は映像化が難しい作品と言われていた。けれど実はすでに2007年に濱田岳を主演として映画化されている。この映画については私自身は見ていないため、話の根幹で…

司馬遼太郎の歴史小説を読む

せっかくなので今まで読んだ司馬遼太郎の歴史小説について感想を少しだけ書く。 私は決して司馬遼太郎の良い読み手ではないが、それでも司馬遼太郎の小説をいくつか読んでいるので、そういった作品の大雑把な概要とあらすじ、その感想を書きたいと思う。 特…

すべてがFになる/森博嗣

すべてがFになる (講談社文庫)/森博嗣 → link 森博嗣を読むとするならば、「すべてがFになる」から始めるべきだ。 もちろん、読む順番なんてどうだっていい。そんなものは他人から指示されるべきことではない。なんなら最新作、新刊から手をつけたってかまわ…

ロートレック荘事件/筒井康隆

ロートレック荘事件 /筒井康隆 → link 今回もネタバレから入る。叙述トリック。以上。 勘の良いミステリーファンならこれでだけで充分理解できる。 いや、少しだけ説明させてくれ。この物語は推理小説を読み慣れた人にとっては、そこまで出来の良い話ではな…

殺戮にいたる病 /我孫子武丸

殺戮にいたる病 /我孫子武丸 → link いきなりネタバレから入る。叙述トリック。以上。 いや大雑把すぎるが、だいたいこれであってる。勘の良いミステリー小説ファンならこれですべてを察するはずだ。そもそもこの作品は名作と名高く、興味のある人はすでに読…

最近面白いと思った本とか小説 2014年10月版。

最近面白いと思った本とか小説のご紹介メモです。前回漫画版をおこなったのですが、せっかくなのでこちらもやっておきます。 直接的に今回のメモを書きたいと思ったきっかけは1番最初にご紹介する「○○○○○○○○殺人事件」という小説、ジャンルで言えばミステリ…

最近おもしろいと思った漫画 2014年9月版

最近私がおもしろいと思って読んだ漫画のまとめです。 なぜこんなまとめを唐突に書きだしたかと言えば。 6月くらいに「フリンジマン」というヤングマガジンで連載されていた不倫を題材とした漫画の1巻の感想をこのブログで書いているんですが、当時の決意と…

夏草の賦 下/司馬遼太郎

夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)/司馬遼太郎 → link 人には器の大きさがあると言われている。この歴史小説ではその器の大きさについて考えさせられる。 上巻に引き続き夏草の賦(なつくさのふ)下巻の感想を書く。 夏草の賦は四国を統一した戦国大名長宗我…

夏草の賦 上/司馬遼太郎

夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)/司馬遼太郎 → link この物語は可能な限り早くNHKの大河ドラマにしたほうが良いのでは?と思った。それくらいに最近の大河ドラマ要素を兼ね備えている。もちろん面白い。 夏草の賦(なつくさのふ)は四国(土佐)の戦国時代…

ブルー・ジャイアント 2巻/石塚真一

BLUE GIANT 2/石塚真一 → link 自分の好きな女性に自分の好きな音楽を聴いてもらう時の気持ちってどんな風だろう。逆に自分の好きな女性が聴いている音楽を聴く時の気持ちってどんな風なんだろう。 前の巻(1巻)の最後でこの物語の主人公・宮本大(みやも…

弱いつながり 検索ワードを探す旅/東浩紀

弱いつながり 検索ワードを探す旅/東浩紀 → link 短く読みやすい本。おそらくはアッという間に読める。けれどこの本から感じ取れること読み取れることは読み手によって違うように思う。 この書の帯には「グーグルが予測できない言葉を手にいれよ!」と書かれ…

ブルー・ジャイアント 1巻/石塚真一

BLUE GIANT 1 /石塚真一 → link 人は2種類に分けられる。そう、コンビニに置いてある雑誌や漫画の品揃えに満足出来る人間と、そうでない人間の2種類にだ。あなたの場合はどちらだ。 これはもちろん比喩だ。漫画とか雑誌に関する考え方の問題ではない。生き方…

1Q84 book1 前編/村上春樹

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編/村上春樹 → link 村上春樹について書くことほど不毛なことはない。 それでも書きたいと思う。 そう思うくらいにこの「1Q84」という作品には魅力がある。 傑作だと言い切ってしまっていい。 「1Q84」は当初Book1とBook2がハードカ…

かもめのジョナサン/リチャード・バック(五木寛之訳)

かもめのジョナサン /リチャード・バック (五木寛之訳) → link 「かもめのジョナサン」というタイトルは「かもめの水兵さん」を想起させどこかユーモラスで楽しげな印象を与える。少なくとも私にとってはそうだ。あなたにとってはどうだろうか。 実のところ…

フリンジマン1巻/青木U平

フリンジマン1巻/青木 U平 → link ジャーン、ジャーン。げええっ!関羽 何が伝えたいのかサッパリわからないけれど私がこの漫画を最初に読んだ時の感想である。 木多康昭が2013年末『喧嘩商売』の続編である『喧嘩稼業』の連載再開にともなって私はヤンマガ…

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